「こんな事したら怒られるかな?」なんて、ついつい周囲の人からどう思われてしまうか気になることってありますよね。
本当はしたいことがあるけれど、「バカにされるんじゃないか?」と思いとどまり、何だかモヤモヤした気持ちになってスッキリしない。
周囲の人から怒られやしないか、嫌われやしないかと気になることもあるでしょう。
人から自分がどう思われているのか気になってしまうのは人間の性ですが、人目を気にしすぎると、苦しい気持ちになったり、心が疲れてしまいます。
他人がどう思っているかなんて考えてもわからないんだから、もっと自分の気持ちに目を向けるこことも大切にしてなと欲しと思うんですね。
■目次
他人の評価が気になる人へ
人の目が気になるという人は、他人の評価を物凄く気にしている人と言えかもしれません。
自分のことを自分で決めることなく、「みんなはどう思うんだろう?」と世間一般的な考え方や周囲の考え方によって、行動や物事の考え方の基準にしてしまったりするんですね。
社会で生きていくには、自分の考え方を押し通すだけでは上手くいかない事も多いでしょう。
けれども、他人の考えに合わせていくだけでは、自分のやりたい事が何もできなくなってしまいます。
他人の意見を尊重することは大切なことですが、同時に自分の意見も尊重してあげる事も大切なんですね。
他人の評価が気になるという人は、「怒られないか?」「嫌われないか?」「馬鹿にされないか?」とネガティブに考えてしまい自己主張を思いとどまる人が多いです。
けれども、自己主張しなくては誰にもあなたの考えは伝わりません。
自分の気持ちを誰にも知られる事なくストレスを溜めて生きていくのは、あなたの本意ではないはずです。
世の中には自分とは考えが違う人もいますから、誰とでも意見を一致させることができる人なんていません。
それぞれの意見が違ってもお互いの意見を尊重すればいいのだから、勇気を出して自己主張していこう。
なんでも自分のせいにしてませんか?
「友達の機嫌が悪かったけど、なにか悪いことしたのかな?」
「私のこと、ジロジロ見られていた様な気がするけど、私に何かおかしなところがあったかな?」
「上司に挨拶しても返事がなかったけど、怒らせるようなことしたかな?」
こんなことを考えて、他人の行動の原因を「自分のせいにして」していたら、それだけ自分を悪い人のように扱っているのだから、誰だって心が苦しくなりますよね。
人目を気にし過ぎる人って、他人の気持ちをアレコレ考え過ぎて疲れてしまうんですね。
これは、自分の本音よりも他人の言動を優先することばかりしてきた結果、自分の考えの軸が「他人からどう思われてしまうのか」になっているから、こうなるんですね。
他人の気分や言動は、あなたの行動や態度で自由にコントロールすることは出来ません。
他人の気持ちを考えてあげることは悪いことではないのですが、自分がどうしたいのかよりも、他人がどう思うかで行動を決めていては、他人がどうするかで気持ちが振りまわされてしまいます。
そんなに他人に合わせてばかりいないで、もっと自分の素顔を出していく方が楽に生きられると思うのです
人目を気にするより自分の気持ちを優先しよう
人に心遣いをすることは大事なことですが、自分を犠牲にしてまですることではありません。
他人があなたに代わって欲求を満たしてくれる事がない様に、あなたも他人の要求を過剰に満たす必要はないんですね。
行動の優先順位は・・・
①自分の事
②他人の事
自分の人生のことなんだから優先順位はこれでOKなんです。
あなたが、親切心からやってあげたいと思っているならいいけど、「冷たい人と思われないかな?」と人目を気にして行動していたら、「私ばかりが損な役回りをする」とストレスが溜まるかもしれません。
人と比べないようにしよう
人と比べて自分が劣っていると思えば、どうしても人目が気になってしまうものです。
世の中には得意なことや苦手な事がそれぞれ違いますから、他人と比べて自分が劣っていると感じる事もあるでしょう。
他人にとっては得意なことでも、自分にとっては苦手な事もありますから、比べる事で自分のことを情けないと思ったりするんですね。
あるいは、経験が足りずに実力がついていないというパターンもあるでしょう。
得意なことや苦手なこと、経験の有無や置かれた状況は人それぞれ違うのですから、比べる事で「あそこが劣っている」「ここがダメだ」と考えるのは不幸な考え方ではないでしょうか?
人目を気にして他人に振り回されないために
人目を気にして、他人が喜ぶ自分を演じても苦しくなるだけかもしれません。
世の中には様々な価値観を持った人がいますから、ある人には評価される行動でも、他の人には評価されないということもあるでしょう。
積極的に行動する人を良しとする人もいれば、慎ましく目立たない様に行動することを良しとする人がいる様に、同じ人間でも価値観が全然違う人が世の中には混在しています。
皆んなそれぞれ考え方が違うんだから、みんなが喜ぶ自分になることなんて出来ないんですね。
Aという人とBという人がそれぞれ意見ば違えば、Aという人に合わせてもBという人の意見とは合いません。
だから、Bと会うときはBの意見に合わせてAとは・・・ああああ!!まどろっこしい!
他人の意見になんでも合わせようとすると、他人の意見に振り回されがちです。
他人に合わせて生きていくって、その時々でコロコロ変えていかなくてはいけないから他人の意見に振り回されてシンドイんですよね。
Aに合わせてもBに不興を買うかもしれない、Bに合わせたらAに怒られるかもしれない、どんなあなたであっても「気に入らない」と言われる事もあるから。
あなたの考えで生きたらいい。
どんな意見を持って、どんな行動をするかは自分で決めていい。
人と意見が合わない事もあるけれど、他人の意見を否定したり自己主張を我慢しなくていいんです。
人は人自分は自分と考えて、お互いの意見を尊重し合えばいい。
あなたのことは、あなたが自由に決めていいんだ。
人目が気になる人へ
世の中100人いれば、100通りの意見があります。
どれが正しいということではなく、それぞれの意見が違うということ。
100人いれば100通りの意見があるのに、他人の目を気にする人はその意見に合わせようとしても無理ゲーですよね。
だから苦しくなる。
人の言動や態度に一喜一憂するのではなく、自分のことは自分で決めていい。
意見の合わない人もいるかもしれませんが、そのときは自分の事を責めずに自分の味方になってあげよう。
人目が気になるという人は、こちらの記事も参考になるかもしれません。