完璧主義の人は、自分で自分に多くを求めすぎてしまうことがあります。
こうでなくてはいけない、こうあるべきだと考えて自分で自分のことを追い込んでしまう。
出来るかできないか、乗り越えられるか越えられないのか、1か0か100点か0点かといったぐあいに、選択肢が二択しかないような極端なことばかり考えてしまいがちです。
出来なければダメな奴だし、乗り越えられなければ甘い奴だと思ってしまう。
だけど、自分のやること全てに100点を求めなくてもいいと思うんだ。
たとえ1点しかとれなくても、一歩しか進むことが出来なくても、進むことが出来たのならそれでいいと肯定的に考えることも大事だと思うんだよね。
こうでなくてはいけない、こうあるべきだという完璧主義な考え方は、自分を追い込んでしまいます。
100点とらないと満足できないということは、一問も間違えられないということです。
100%上手くいかないと不満に感じてしまうということは、一度のミスも自分に許さないということです。
だけど僕達は、得意なこともあれば苦手なこともあるんだよね。
頑張ったからといって100点が取れるとは限らない。
一生懸命に頑張って70点取ることもあるし、100%上手くいったわけじゃないけれど、なんとか終わらせることが出来たということだってある。
けれど完璧主義の人は、「70点しか取れなかった」と思って100点を取れない自分を責めたくなってしまう。
「私はなんてダメなんだろう」と思って、自分で自分を罵り罰してしまう。
これでは自分を苦しめてしまうばかりだし、なにより生きづらいと思うんだ。
だから、「70点しか取れなかった」と思うのではなく「次は100点を取ってみたいな」と思ってみよう。
100点じゃないからダメだとか思わずに、70点取れた自分を認めてあげよう。
1点でもいい、一歩でもいい、理想の自分じゃないからといって自分を追い込んで自分を罰しなくてもいいんだ。
怖かったけれど、一歩前に進めることが出来た。
わからないことが沢山あったけれど、まずは始めることが出来た。
出来なかったこともあったけれど、出来ることもあった。
こんなふうに、もっと自分のことを肯定的に考えてみよう。
僕達は、何も完璧な人間じゃなくてもいいんだよ。
完璧じゃない僕達には、苦手なことも、難しく感じることも、逃げたくなることだってある。
苦手なことで、一歩しか進めなかったかもしれない。
難しくて一歩も進めなかったかもしれない
怖くてその場から逃げ出してしまったかもしれない。
だけどそれでもいいんだ。
そのときには、そうなった理由があるんだよ。
だから、自分を責めてしまうのではなく自分を許してあげよう。
今出来ないことが、これからも出来ないとは限らない。
今日は一歩しか進めなかったとしても、明日は二歩進めることが出来るかもしれない。
苦手なことは他の人に頼んで、得意なことで勝負しようとするのでもいい。
僕達にはいろんな選択肢がある。
「出来るか、出来ないか」「乗り越えるか、乗り越えられないのか」という極端な考え方をするんじゃなくて、もっと自由に選んでもいいんだ。
完璧な人間なんてこの世にいません。
あなたには他の人が出来るように見えても、その人にだって苦手なことがあるんだよ。
「私たちは同じ人間だ」という人もいるし、「私が出来るから、あなたも出来るはず」という人もいるけれど、本当はひとりひとりが「違う人間」なんだよね。
違う人間どうしなのに、自分とあの人を比べて自分がダメだと思ってしまう。
だけど、そんなことする意味なんてないんだ。
ひとりひとりは違う人間なんだから、「人は人」「私は私」と考えてみよう。
あなたにはあなたに合ったペースとやり方があってもいいんだ。
私と同じにしろと言う人もいるけれど、その方が絶対にいいのにという人がいるけれど、参考にはしても自分のペースとやり方を選らんでもいいんだ。
「人は人」「私は私」と考えて、もっと自由に生きてみよう。
完璧主義の人は、自分で自分に多くを求めすぎてしまうことがあります。
こうでなくてはいけない、こうあるべきだと考えて自分で自分のことを追い込んでしまう。
あなたはこれまで、どんなことでも完璧にこなそうとしたり、乗り越えようと努力してきたかもしれません。
自分を成長させようと努力することは立派なことですし、素晴らしいことだと思います。
けれど、それを理由に自分のことを責める材料にはして欲しくないんだ。
出来ないからと、自分のことを追い込んで罰したりして欲しくないんだ。
もう、こうあるべきだという自分を追い込む考え方はやめませんか?
もう、自分のことを罵ったり罰したりすることをやめませんか?
あなたが「こうじゃないといけない」と思った選択肢以外にも沢山の選択肢があるし、自由に選んでもいいんだ。
あなたに合ったペースややり方があるのだから、「人は人」「私は私」と思って自由に生きてもいいんだ。
それが、あなたが生きやすくなるための1つの方法だと思うのです。
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