僕達は、仕事をするうえでついつい焦ってしまったり慌ててしまうことがありますよね。
人に仕事を頼まれただけなのに、なんだか焦って慌ててしまったり。
仕事で失敗してしまい、失敗を取り戻そうとして焦って行動したために余計に傷口がひらいてしまったということもあるでしょう。
このような経験を繰り返していくと、仕事を引き受けたり責任を負うような場面になると、自信をなくして「自分には出来ない」と感じて不安になったり、怖くなったりします。
自分のペースでやればできることでも、失敗したらどうしよう、上手くいかなかったらどうしよう考えて、自分で自分に過剰なプレッシャーをかけてしまうんですよね。
どんな人間でも仕事でミスをしない人はいないのに、ちゃんとしなくちゃいけないと完璧主義に囚われてしまうと、自分のミスを許せなくなりプレッシャーに押しつぶされそうになることもあるでしょう。
誰にでも経験があると思いますが、プレッシャーを感じて焦っているときは思うように実力が発揮できずに上手くいかないものです。
アレもコレも「ちゃんとしないといけない」と自分のことを追い詰めてしまえば、自分のやるべきことに集中出来なくなって仕事のミスを誘発してしまい、余計に焦ってしまって更にミスを重ねるという悪循環に陥ってしまうんですよね。
世の中には完璧な人なんていないのだから、仕事でミスをすることも、上手くいかないこともあるのではないでしょうか?
あなたは「失敗できない」「ちゃんとしないといけない」と思ったかもしれませんが、それでは少しのミスも自分に許すことができずに追い詰められてしまいます。
あなたの周囲にも、うっかり仕事をミスしてしまう人もいれば、上手くいかずに悩んでしまう人もいるはずです。
あなたも同じように仕事でミスをすることもあるし、上手くいかないことがあってもいいんだ。
仕事でミスをしたら反省も必要ですが、完璧にこなす気持ちが強すぎるとプレッシャーとなって焦って行動してしまうでしょう。
そうではなくて、反省した後はミスをしてしまう自分を許してあげることが大事なんだ。
自分が焦った気持ちになっているときは、焦りを感じていることに意外と本人が気付いてないことも多いんですよね。
目の前の状況を好転させようと「なんとかしよう」と必死に考えて焦って行動してしまう。
けれど、自分が焦っていることに気付くことができれば、焦る心を落ち着けようと気持ちを切り替えることができるようになるのではないでしょうか?
落ち着いてゆとりをもって行動するためには、自分がどんな気持ちになっているのか知ることが大事なんだ。
世の中にはひとりひとりが違った長所や短所があるように、自分に合ったペースというものがあります。
他の誰かと比べて自分は遅いと考えて焦るのではなく、自分に合ったペースでやってみよう。
焦ったところで状況が好転することは無いのだから、「なんとかしなくちゃ」と不安になりながら右往左往するのではなく、まずは落ち着いて自分のペースで行動しよう。
これまでのあなたは、マラソンを走るのに最初から全力疾走してしまい、途中で息切れをしてしまっていたのかもしれません。
上手くいかなかったことを自分の能力の問題と捉えてしまい、「私は出来ない人間だ」と誤解してしまったのかもしれません。
けれどこれからは、自分をネガティブに捉えて落ち込むのではなく自分のペースを意識して行動してみよう。
失敗しても大丈夫。
反省した後は自分のことを許してあげて、今の自分に出来ることに集中したらいいんだ。
焦りは自分の置かれた状況で感じているのではなく、「失敗してはいけない」「ちゃんとしないといけない」と自分で自分を急かしていたんです。
これからは自分を急かすのをやめて、自分のペースで行動してみよう。
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