人間関係で疲れた人が楽な気持ちになる考え方|人間関係のマイナス思考は捨てちゃおう

僕達は、人間関係のことでマイナス思考になって心が苦しくなることがありますよね?

職場の人が噂話をしているのを見て、自分のことを言っているんじゃないかと思ったり。

人に誘われても「私といても楽しくないんじゃないか」「私といたら、この人まで嫌われてしまうんじゃないか」と心配したり。

こんなふうに、他人が自分のことをどう思っているんだろうということに敏感になり過ぎてマイナスなことばかり考えてしまう。

こういうときって、こんな自分が嫌だと思って「自分を変えよう」「マイナス思考をやめよう」と意識するあまり、かえってマイナス思考が強くなって上手くいかなかったりするんだよね。

自分の置かれた状況を客観的に見る

人間はどうしても主観的に自分のことを見てしまうものです。

例えば、「人に嫌われている」と思っていると周囲の人に嫌われているように感じて、誰かが話をしているのを見ただけでも「自分のことを言っているのかも」「笑われているのかも」とネガティブなことを考えて人間関係で悩んでしまうんですね。

けれど、現実に起きていることは他人が話をしているところを見たというだけで、自分の噂話をしているかどうかはわからないわけです。

だから、本来の自分の置かれた状況を冷静に知るためには客観的な視点で自分のことを見る必要があるんですね。

マイナス思考になると些細なことでも悪いことのように思えてしまうものですが、自分の置かれた状況を客観的に見ることによって思い込みがあることに気付くことがあるんです。

例えば、上司に挨拶しても返事をしてもらえなかったとか、誰かに邪険に扱われたとかいうことがあって、「私は嫌われているのかな?」と悩んでいたとします。

けれど、よくよく自分の置かれた状況を客観的に見てみたら、気軽に誘ってくれた人がいたり、自分のことを愛してくれる家族がいたり、「人に嫌われている」と思っていた自分が、本当は「愛されていたんだ」と気付くこともあるんですよね。

挨拶を返さなかった上司は考え事をして気付かなかっただけかもしれないし、自分のことを邪険に扱った人はたまたま機嫌が悪かったのかもしれません。

「人に嫌われている」というようなマイナスのレッテル貼りを自分にすると、ことあるごとに「だから私は嫌われているんだ」と自分が嫌われている証拠集めをしてしまうものです。

だから、マイナス思考になったときは、自分の置かれた状況や普段やっている事を客観的に見て、他人が自分のことを「こう思っているに違いない」という思い込みから自由にしてあげよう。

自分と向き合う

僕達は、怒りや悲しみなど嫌な気持ちになる感情を「感じてはいけない」と思ったり「見ないように」することがありますよね。

本当は怒っているのに笑顔で接したり、悲しいのに「こんなことで悲しんでいられない」と思って感情を抑え込んでしまう。

けれど、自分が今何を思っているのか、どんなことを感じているのかを知るのはとても大切なことなんです。

現代社会では「怒り」や「悲しみ」などのマイナスな感情をすぐに発散できない場面も多々ありますが、抑圧した感情というのは心に少しづつ溜まっていきます。

心の中に徐々に溜まってきた負の感情は、パンパンに空気が入った風船がチョットしたことで破裂してしまうように、些細なことでイライラしてしまい大切な人に八つ当たりしてしまったりするような、ゆがんだ思考パターンを育てることがあります。

だから、自分がどんなことを感じているのか知ってマイナスの感情を上手に発散してあげることが大切なんですね。

マイナス感情を発散するというと感情を爆発させるようなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、そうではなくて自分のマイナス感情を知り受け入れ許してあげればいいんです。

僕達は辛いことがあったときに、誰かに自分の気持ちを聞いてもらったり共感して貰えることで気持ちがスッキリすることがありますよね?

それと同じように、自分で自分の気持ちを聞いて認めてあげればいいんですね。

自分の気持ちを聞いて認めてあげるときに大切なのは、自分の感情に良いとか悪いとかの判断をしないこと。

誰かに相談したのに逆に怒られてしまったら悲しくなってしまいますよね?

だから、自分が感じた気持ちを良いか悪いかで判断せずに、心の中で受け入れて許してあげよう。

マイナス感情が湧くときは辛い体験をしたりトラウマになるような経験をしたときもあるでしょうから、目を背けたくなってすぐには自分のマイナス感情を受け入れることができないかもしれません。

思い出したくないような経験なら誰だって目を背けたくなるし、そうなってしまうのは仕方がないことなんです。

だから、すぐに受け入れられなくても自分を責めたりしないで、マイナス感情があることに気づいた自分を褒めてあげよう。

「人は人」「自分は自分」と考えると人間関係が楽になる

人間関係で疲れてクタクタになることがありますよね。

そういうときって、周囲の人に過剰に気を遣ってしまったり、仲間外れにされるんじゃないかと不安になって相手の意見に無理に合わせたり、いわゆる人目を過剰に気にしている状態のことが多いんです。

こんなことしたら誰かに嫌われやしないかとか、笑われてしまうんじゃないかと考えて、人と接することに不安になったり怖くなったりする。

自分がどう思っているかはさておき、他人がどう思っているかが自分の行動の基準になっている人は、他人に嫌われないように良い人になろうとして自分の気持ちを抑え込んでしまいがちですから、人間関係に疲れてしまうんですよね。

人目が過剰に気になる人は、自分の素直な気持ちを否定し続けてきた人かもしれません。

他人に気配りできない人間はダメな人間だ、自分のことばかり考えてはいけない、失敗したらバカにされたり笑われたりして酷い目にあうというような、自分の気持ちを殺したり罰したりするルールを無意識に自分に課してきた。

それは、両親が同じような価値観を持っていて幼いころに学んだのかもしれないし、学校の先生や上司といった他の人間関係から学んだことかもしれません。

けれど、人目を気にするあまり過剰に良い人であろうとする考え方は、他人価値観に振り回されてしまう自分を不幸にする考え方です。

だからこれからは、自分の考え方と他人の考え方が違ってもいいんだと、他人と自分との間に境界線を引いたらいいと思うんだ。

優しいあなたは、このような考え方を他人を無視するような冷たい人間になるように感じることもあるかもしれません。

けれど、「人は人」「私は私」と考えて自分の気持ちを尊重して大切にしてあげることが、自分を助けて守ることに繋がると思うのです。

他人と自分の考え方が違うことは、誰かを否定したり拒否するというようなネガティブな考え方ではありません。

自分も相手も否定しない、お互いの考え方を尊重する考え方なんだ。

だから、自分の気持ちを殺すような考え方をするのではなく、「人は人」「私は私」と考えて自分の気持ちを尊重するようにしよう。

あなたが自分の価値観で生きることを選んだ時が、あなたと同じ価値観をもつ人と自由に気兼ねない人間関係を作るための最初の一歩です。

人に評価されたいと思うのは誰しも一緒だけれど・・・

「みんなに褒めてもらいたい!」「誰かに認めてもらいたい!」とは誰しも思うものですよね?

人に愛されて嫌な気持ちになる人なんていないし、褒めてもらえたり、認めて貰えれば自信もつくと思うのです。

けれど、何でもそうですが過剰に求めると上手くいかないもので、求めれば求めるほど手に入れるどころか遠のいてしまうこともあるでしょう。

だから、「どうして私の気持ちをわかってくれないんだろう?」「どうしたら手に入るんだろう?」と考えて悩み苦しんだりするんだよね。

自分の評価は自分で決める

「人に愛されたい」「認めて貰いたい」という気持ちは誰しも持つものですが、「人に認めて貰う」ために努力するということは「他人の評価」のために努力するということです。

人に認めて貰うこと自体は悪いことではないのですが、認めて貰うことを基準に自分の行動を決めると、認めて貰えなかったときには「頑張っても報われない」と落ち込んでしまったり、「私の気持ちをわかってもらえない」とイライラしてしまうことになってしまうかもしれません。

僕達は、他人の評価を自由にコントロールすることはできませんから、自分の評価を他人の評価に委ねてしまうと苦しくなってしまうんですね。

「他人には自分のことがどうみえているんだろう?」「こんなことしたら、自分の評価が下がってしまわないか?」「嫌われてしまうんじゃないか」と不安になってしまう。

だから、自分の評価というのは他人の評価で決めるのではなく、自分自身が決める事が大事なんだ。

人に嫌われることもある

人生には「あの人に嫌われているのかな?」「嫌われちゃったかな…」と思うときがありますよね。

そんなとき僕達は「何か嫌われるようなことをしたのかな?」とか「私が悪いのかな?」と思って自分に責任があるように思う人もいるかもしれません。

けれど、人によっては価値観の違いや考え方の違いによって一方的に嫌われることもあるのだから、それを全部自分の責任のように感じていたら対応できずに苦しくなってしまうのではないでしょうか?

どんな人からも良い評価を受けることできれば不快な思いもせずに楽に暮らせるのかもしれませんが、誰からも嫌われずに生きるのは難しいかもしれません。

どんなに気を付けて良い人であろうとしても「良い人ぶって鼻につく」と言って嫌ってしまう人もいるんだ。

みんなから好かれる必要はないのだから、気の合う人や、一緒にいても気を使わないような人と付き合えばいい。

自分を受け入れ認めてあげよう

他人があなたを見て色々な感想を持つのは自然なことですが、自分がどうありたいと思うかは自分で決める事です。

他人から「ここがダメだ」「あなたが悪い」と言われることもあるかもしれないけれど、なるほどと思ってあらためるのか私とは価値観が違うんだなと思うかは自分で決めることなんだ。

他人があなたをどのようにジャッジする(感想を持つ)かはコントロールできないことですから、自分でどうにかしようと考えても苦しくなるだけだよ。

人間関係を円滑にするためには合わせざるを得ない場面もあるでしょうが、人に合わせようとし過ぎることで自己否定につながってしまい、「自分が嫌いだ」と思ったり、「自分はダメな人間だ」と思ってしまうのは、自分で自分をいじめてしまうようなものです。

そうではなくて、自分の良いところも悪いところも含めて受け入れてあげるといいと思うんだ。

世の中には完璧な人なんていないし、いろんな感想を言ってくる周囲の人にだって長所もあれば短所もあるんですよ。

だから、他人の価値観や意見に過剰に合わせようとするのではなく、「人は人」「私は私」と考えて自分を受け入れ認めてあげるといい。

僕達は、自分のことを周囲の人が認めてくれたら自分のことを認めることができると思いがちです。

みんなに褒めて貰ったり認めて貰えることができれば、誰だって自信を持つことができますもんね。

けれど、この考え方だと人から認めて貰えているときは良いですが、何かの拍子に認めて貰えないときには、ショックを受けてなかなか立ち直ることができなくなるかもしれません。

他人の評価は自分の力で自由に変えることはできませんから、自分の評価は自分で決める事が大事なんだよね。

誰よりも自分のことを認めてあげることができるのは自分自身です。

自分をダメだとか自分のことが嫌いだと言いながら自分で自分を認めていないのに、誰かに認めて貰いたいと思うのは矛盾したことじゃないでしょうか?

まずは、自分を受け入れ認めてあげることで、周囲の賞賛も素直に受け取ることができるし、批判を受けても「人は人」「私は私」と他人との境界線を引くことができるんだ。

だから、「こんなにダメなんだ」「情けないんだ」と自分を否定したりしないで、どんな自分であっても自分のことを受け入れ認めてあげよう。

私は愛されていないと感じている人へ

僕達は、大切な人から大事にされていない、大切にされていないと感じることがあったら「私は、愛されていないんだ」と思いますよね。

大切な日なのに気付いてくれなかったり、厳しいことばかり言われたり、期待したような配慮がなくてガッカリしたりして、大事にしてくれないのは「私が、愛されていないからなんだ」と思ってしまう。

あるいは、自分のような人間が人に愛されていい筈がないとさえ思う人もいるかもしれません。

どんな人でも愛されていないと思ったら、自分一人だけで生きていかなくてはいけないように感じて心細い気持ちになったり、誰にも頼れないと思って一人で抱え込んだり、いっそのこと別れてしまったほうがいいんじゃないかと、辛い悩みで頭がぐちゃぐちゃになってしまう人もいるでしょう。

けれど、本当にあなたは愛されていないんでしょうか?

本当は愛されているのに、愛されていないと勘違いしているんじゃないでしょうか?

あなたが愛されていないと感じるのは、自分自身のことを人に愛される価値ある人間として扱っていないからかもしれません。

もちろん、愛されていないと感じる人があなたを大切に扱うかどうかは相手が決めることですよ。

けれど、相手の愛をどう受け取るかは自分がどう感じたかで決まるから、自分に対するイメージ次第で受け取り方が変わってくるんですね。

例えば、自分の背が低いことを気にしている人が、他人に「かわいい」と言われてもバカにされているようにしか受け取れないように、他意のない何となくの感想でも受け取り方によっては傷ついたりもするんだよね。

こういう時に、自分が傷つけられたと思って相手に怒鳴ったりしたら、怒鳴られた相手は何故怒られたのかわからずに混乱することでしょう。

あるいは、怒鳴らないにしても相手に不機嫌な態度を繰り返せば、私は嫌われているんだと思って離れてしまうこともあるかもしれません。

本当は悪意なんてないのに、誰も悪くないのに、気持ちの擦れ違いがおこってしまうんだよね。

自分は誰にも愛されていないと思えば、好きだと言ってくれる人がいても素直に信じられないこともあるでしょうし、自分の容姿に自信がない人が他人に綺麗だねと言われてもお世辞にしか聞こえないでしょう。

僕達は、他人の言葉をそのままの意味で受け取っていると思いがちだけど、本当は自分の価値観や考え方のフィルターを通して判断しているんだ。

だから、他人から愛されているという実感を得るためには、自分で自分のことを好きになってあげることって大切なことなんですよ。

自分のことを雑に扱ったり嫌いになったりしないで、どんな自分であっても、自分のことを受け入れて好きになろう。

自分は愛されていないという考え方は、相手の愛情を素直に受け取りにくくする考え方です。

愛情の表現方法なんて人それぞれなんだから、足りないと思ったからとか、気付いてくれなかったからとか、いろんな憶測や想像で相手を嫌いになったりしないで、自分が本当に相手に愛されていないか客観的に見てみよう。

物事は見方によっては良く見えたり悪く見えたりするものだから、愛されていないって決めつけたりしないで、私はこう思って「愛されていない」と感じたと伝えてみよう。

そういうときって、相手にビックリされて「そんなつもりはなかった」って言われることの方が多いんですよ。

あれこれ口出しすることも愛情表現だし、黙って話を聞いてあげることも愛情表現だし、体全身を使って大袈裟に表現するのも愛情なんだ。

人によって表現の仕方が違うだけなのに、それじゃ愛されていないって思っただけなんだよ。

だから、アレコレ想像して不安にばかりなったりしないで、自分は愛されているんだと信じよう。

大丈夫。あなたは愛されているから。

人に嫌われてしまう人が離れていくと感じている人へ

人間誰しも、自分の周りから人がが離れていくと感じたり、縁が切れたと感じることがあったら寂しい気持ちになるものですよね。

今まで親しかった人と険悪な関係になったり、優しかった人が離れていくようなことがあれば、「私が、何か悪いことしたのかな?」と不安になったり「何にもしていないのに、急にどうして!」と怒りが湧いてくることもあるでしょう。

誰だって一人で生きていくことは出来ませんから、人が離れていくと感じることがあれば不安な気持ちになるでしょうし、ましてや親しかった人が離れていくとなれば、悲しい気持ちになるのは自然なことだと思うのです。

人生には様々な出会いや別れがありますから、人生の節目に起きた自然な別れだったり、気が合わない人から距離を置かれたものだったり、そもそも「人が離れていく!」と誤解しているだけということもあるでしょう。

いずれにしても、人間関係は自分が努力すれば必ず改善するものとは限りませんから、「すべての人と関係を良くしないといけない」と思うと人間関係に悩み苦しむことになってしまいます。

あなたが悩んでいる人間関係は、本当に関係を改善しなくてはいけないものなのでしょうか?

今日は、人が離れていくと感じて心が苦しくなっている人のことについて考えてみたいと思います。

時がたつにつれて心の距離感は変わる

過剰に相手との距離感を気にし過ぎると、自分も相手も関係がギクシャクして居心地が悪くなってしまうかもしれません。

子供の頃の心地よい距離感と大人になったときの距離感は変わってくるものですから、時がたつにつれて居心地の良い距離感って変化していくものなんですよね。

幼かったころに心地よかった距離感ではなくなったからといって、「もしかして、嫌われてしまったかも?」「相手が離れていった…」と考えるのは早計かもしれません。

幼かったころに秘密基地を作ったり、おままごとをしたりして遊ぶのは楽しい思い出ですが、時がたつにつれて興味が変わったり、結婚などステージの変化があって心の距離感が変わるのは普通のことですから、本当は相手が離れていったわけではないんだよね。

なんだか、これまでとは違う状況を寂しく感じて、離れていってしまったように感じただけなんだ。

「寂しいから」「離れてしまったから」って距離を置こうとしたりしないで、あらたな居心地がいい距離感を模索していくだけでいいんだ。

「私は、大事にされていない」という思い込み

あなたが「人が離れてしまう」と思うのは、自分のことを大事にされていないと感じているところからきているのかもしれません。

頑張っているのに認めてもらえなかったり、寂しい思いをしているのにつれない態度をされるときがあったら「大事に思われていないんじゃないか?」「嫌われているんじゃないか?」と誤解して、相手の気持ちが離れてしまっているように感じることもあるでしょう。

私の話を全然聞いてくれない、頑張っているのにねぎらいの言葉もない、仕事ばかりで悩みの相談にものってくれないから、大事に思われていないんじゃないかと考えたりする。

けれど、相手にも都合がありますから、自分の期待するようにしてくれるとは限らないんだよね。

忙しかったり、疲れていたり、イライラしたりしていて、話を聞いてもらえないこともあるでしょう。

悩みを抱えているような状況だったり、相談内容が相手にとって聞きたくないような内容だったりして、とても相談に乗れるような状態ではないこともあるかもしれません。

誰かに相談をしたり、話を聞いてもらうには、相手の状況をよく見て上手にお願いすることも大切なことなんですね。

話しても自分の意見を押し付けられてしまい、せっかく相談に乗ってもらったのに不快な気持ちしか残らないとこともあるでしょう。

話を聞いてもらうことでストレスを発散したい気持ちがあるのに、話もろくに聞かずに解決策だけを主張されれば不満はたまっていくばかりですよね。

けれども、相手は話を聞きたくないわけじゃなくて、何とか解決策を見つけてあげようと思っているだけなんだ。

人によっては、ただ話を聞いてもらうということに、何も解決もしない価値のないことと感じる人もいるかもしれませんね。

だから、話を聞いてもらいたいだけで解決策を求めていないときは、その旨を話をする前に相手に伝えよう。

あなたのしたいことが、話を聞いてもらうことで解決策を教えてもらうことではないと事前にわかっていれば、相手もどう接すればいいのかがわかって、お互いの認識の違いによる擦れ違いもなくなるんだよね。

自分の気持ちに寄り添う

人生には出会いと別れが付き物ですから、大切な人だったり、優しかった人と別れてしまうこともあるでしょう。

自分が離れたくないと思っている人であっても、離れていく相手にも様々な都合がありますから、辛い別れを告げられることだってある筈です。

離れていってしまった人に甘えてばかりで、相手の気持ちを考えてあげられなかったということもあるでしょう。

人生は、様々な経験をして一歩一歩成長していくものですから、今の自分なら当たり前にわかることでも、過去の自分には出来なかったことだってあるんだよね。

こういうときって、過去の事をいつまでもクヨクヨと考えてしまいがちですが、後悔ばかりしていてはいつまでも辛い気持ちで人生を過ごさなくてはいけなくなってしまうのではないでしょうか?


あなたは、自分が成長する過程でいたらないところがあったかもしれないけれど、そのときの自分には出来なかったことなんだから許してあげてもいいと思うんだ。

そして、自分の寂しいという気持ちに一番寄り添ってあげられるのは自分なのだと思って辛い気持ちに寄り添ってあげよう。

大丈夫。

あなたが過去に人間関係で失敗したことがあったとしても、あなたを成長させるキッカケとして次に活かしていけばいいんだ。

出会いや別れは人生ではつきもの

どんな人にも人生に出会いや別れは付き物ですから、ときには関係が悪くなってしまう人がいるのは誰にでもある普通のことです。

そうでありながら、相手との関係に悩み苦しんでばかりいては人生を楽しむ事は出来ません。

人生には一つの人間関係だけで出来ているものではありませんから、「そういう人もいる」って思えることって大切なことなんですよ。

様々な人間関係があって、あなたが好きだと言ってくれる人がいたり、嫌いだという人がいたり、興味がないという人がいるのは自然なことだから、ときには人間関係を改善しようと努力しなくてもいい場面があってもいいと思うんだよね。

あなたが思い悩んでいる人間関係は、本当に必要なものですか?

その人に嫌われると、どんなリスクがあって、どんな問題が起こるでしょう?

僕達は、誰とでも仲良くなれるものではありませんから、ときには人に嫌われてしまうことだってあるんだよね。

そうでありながら 、「すべての人と関係を良くしないといけない」と考えていたら、自分で自分を苦しめることになってしまいます。

だから、嫌われてしまうことがある自分をそんなに責めないで、それでも自分は愛されていると自信を持ってみよう。

大丈夫。

あなたは、自分が思っているよりも、ずっとずっと素敵な人なんだから。

おわりに

人間関係で過去につらいことがあったら、二度と同じ目にあいたくないと思って不安になったりしますよね。

人目が気になって些細なことに敏感になってしまったり、こんなふうに思われているんじゃないかと思い込むようなマイナス思考をしてしまう。

けれど、マイナス思考を悪いものだと考えて目をそらそうとすることは臭いものに蓋をするようなもので、似たような状況になるたびに思い出してしまい心が苦しくなるんだよね。

だから、マイナス感情から目をそらすのではなく、自分にマイナス感情があることを認めて受け入れ許してあげるといいと思うんだ。

あなたは、自分の素直な気持ちに子供を叱りつけるように「ダメだ」と気持ちを抑えつけていたかも知れないけれど、これからは自分の一番の相談相手になってあげよう。

「私はお母さんに愛されていないと感じているんだね」

「私はあのとき友達から言われたことがショックで悲しいと思ったんだ」

こんなふうに心の中で自分の気持ちに善悪をつけずに聞いてあげて認め受け入れてあげよう。

そして、自分の気持ちが冷静になったときに許してあげることができたらいいですね。

「あのときのお母さんは大変な状況で心に余裕がなかっただけなんだ」

「友達は何気なく自分の感想を言っただけで、私を傷つけようなんて思っていなかったんだ」

本当は誰も悪くないし悩む必要なんてなかったんだと気付いたとき、今より相手との関係が楽になるでしょう。

ここで誤解しないで欲しいのは、「自分の気持ちを受け入れないといけない」「相手を許さないといけない」ということではないということ。

すぐに受け入れられなくても自分を責めたりしないでくださいね。

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