明るく楽天的に生きる方法

若いうちは買ってでも苦労するべきだという声もありますが、フジモフは余計な苦労はしなくてもいいと思うのです。

どうしてかというと、人は苦労をすると気持ちが暗くなったり、いじけた考え方の癖がついたりするかもしれないからです。

周囲から苦労しているように見えても、本人が楽しかったり喜んでいるのなら、それはそれで良いでしょう。

けれど、あえて自分が苦しめたりするような苦労を選ぶ必要はないと思うんだよね。


苦労という言葉を聞くと、あなたはどんなイメージを持ちますか?

辞書で調べてみると次のように書かれていました。


物事がうまくいくように精神的・肉体的に励むこと。

逆境にあって、辛い目にあいながら努力すること。

アレコレと苦しい思いをすること。



物事が上手くいくように努力することは、自分の将来のためにも必要なことでしょう。

逆境の中にありながら努力して上手くいくようになれば、人間的にも大きく成長することが出来るかもしれません。

こうやってみると、苦労するというのは自分が成功したり幸せになるためには必要なことのように思えてきますよね。

だからでしょうか。

僕達は、苦労しなくては成功できない、苦労しなくては幸せになれないと考えてしまいがちです。

けれど、本当に人生を成功させたり幸せになるためには苦労が必要なのでしょうか?

辛く苦しいことを続けないと人生は上手くいかないのでしょうか?



周囲から見ると「頑張っているな」とか「苦労しているな」と思うことでも、本人にとっては好きでやっていることだから楽しんでいるということがあります。

例えば、ある人が毎日遅くまで勉強していて頑張っているように見える人でも、本人からすると新しいことを学べることを純粋に楽しんでいることもあるんだよね。

勉強が苦手だったり嫌いだという人からは「そこまでしなくても」とか「凄い努力家なんだな」と思うことでも本人は楽しんでいたりする。

これと同じで、人間関係が苦手な人からするとパーティやイベントに積極的に参加している人を見ると「疲れてしまいそう」「凄いな」と思えることでも、本人からすると色んな人と話せることが楽しくって仕方がないということもあるですよ。

僕達は、世の中にいる人間全てが自分と同じ考え方の人間だと思いがちですが、まるで正反対のような考え方や感じ方をする人がいるんだ。

人間って不本意なことを我慢し続けることってなかなか出来ない生き物だから、周囲からは凄い努力を続けているように見えることでも本人にとっては続けられる理由があるんだよね。



世の中には辛くても努力し続けることが大事であるかのように言われますが、それだけに嫌なことを積極的にやろうとすることは自分で自分を苦しめることになるのではないでしょうか?

もちろん、自分の好きなことだけして生きるのは難しいかもしれませんが、あえて嫌なことを積極的に選んで苦労する必要はないと思うのです。

運動に苦手意識がある人には苦痛に思える運動会も身体を動かすことが好きな人には楽しい思い出になるように、自分の好きなことや得意なことを活かすことが苦労ばかりの人生から外れる鍵になるんです。

だから、自分の好きなことや興味のあることを知って積極的に試してみることって大切なことなんですよ。

苦労を続ければ「いつか成功する」「いつか幸せになれる」と苦労ばかり自分に強いるのではなく、やっていると楽しいなと思ったり、面白かったり、興味のあることを積極的にやってみよう。



苦労の無い人生なんて無いかもしれないけれど、あえて自分で選んで苦労をしなくてもいい。

苦労をしないと「上手くいかない」「幸せになれない」と思うと、自分の苦手なことや、やりたくない事ばかり引き受けてしまうかもしれません。

そうではなくて、自分の得意なこと、好きなことを積極的にやってみよう。

世の中には完璧な人なんていないのだから、苦手なことは得意な人にお願いしたらいい。

苦労しないと将来困ったことになるなんて思わないで、もっと明るく楽天的に生きてみよう。






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