亀は亀のままでいい

突然ですが、自分自身についてここが嫌いだなと感じるところがありますか?

例えば、物覚えがよくなくて頭が悪いところが嫌いだなと思ったり

例えば、体力がなくて運動音痴な自分のことが嫌いだなと思ったり

例えば、何をするにも怠けてしまう癖があって、中途半端なところが嫌いだなと思ったり

僕達は、自分のダメだなって思う部分のことについて、嫌いだなって感じることがある。

こんな自分じゃダメなんだって考えて、直そうとしたり、克服しようとしたりするんだよね。

無口な人がおしゃべりになろうとしたり。

おとなしい人が明るく振舞おうとしたり。

繊細な人が、おおらかな人になろうとしたり。

こんなふうに、自分のダメだと思うところを、直そうとしたり、自分の気持ちを抑圧して違うものになろうとする。

けれど、世の中に完璧な人がいないように、あなたも完璧な人じゃなくてもいいと思うのです。

自分の嫌いなところを隠そうとしたり直そうとする行為は、亀がウサギのように飛び跳ねたいと思うようなものです。

亀が足が遅い自分を嫌ってしまい、ウサギのように飛び跳ねることが出来たらいいのにと思って嘆いても、ないものはないんだよね。

あなたが自分のここが嫌いだと思ったのは、そうなった理由があると思うのです。

それは、親がダメだと言ったのかもしれないし、他の誰かがダメだと言ったのかもしれないし、何か酷い経験をしたからかもしれない。

私は、このままじゃダメなんだ

私は、他の人より出来ない人間なんだ

そんなふうに思って、ダメなところを直さなきゃ、変えななきゃいけないって思ったんだよね。

だけど、なんだか生きづらいと感じてしまう。

自分の素直な気持ちを否定したり、ダメだダメだって我慢ばかりしていたら苦しくなってしまうのは当然のことだと思うのです。

けれどもう、自分のことを否定したり嫌いになりながら生きるのはやめませんか?

あなたは、自分の良いところも悪いところも含めて、全部認めて許してあげればよかったんだ。

他人が「それじゃダメだ」って言っても、チョット嫌なことがあっても、全部自分で自分を認めて許してあげればよかったんだ。

不器用な自分だっていいじゃないですか。

口下手で人付き合いが苦手な自分だっていいじゃないですか。

運動音痴でカッコ悪くたっていいじゃないですか。

あなたはあなたのまま、そのままでいいんだよ。

あなたにはあなたのいいところがあって、あなたがダメだと思うところはあなたの個性なんだ。

世の中に完璧な人がいないように、あなたも完璧な人じゃなくてもいいんだよ。

「人は人」「私は私」と考えて、人と比べてどこが悪いとか余計なことなんか考えずに、自分の良いところも悪いところも含めて受け入れてあげよう。

大切なのは、ありのままの自分をどう活かすかということ。

亀がうさぎになろうとしなくてもいいんだ。