自分には居場所がないなと感じる人がいます。
例えば、新しく異動した部署は馴染めずに居場所がないと感じたり、飲み会の席などで自分に居場所がないと感じたり。
仕事に行っても家に帰ってもどこへ行っても居場所がないと感じる人もいます。
どうして自分には居場所がないんだろうとあれこれ考えて原因を探します。
ある人は、自分にはコミュニケーション力がないから、その場の人と話しても話が広がらずに、ダメな奴だと思うかもしれません。
ある人は、この場の雰囲気が悪いのは、自分が上手くこの場に馴染ずに、空気が読めてないからじゃないかと心配するかもしれません。
ある人は、これだけ自分から話したり気を使っているのに、反応が鈍くてなんなんだあいつらはと、その場にいる人を責めてしまうかもしれません。
けれど、原因を探しても自分を責めてしまったり、人にイライラしたりして、居場所をみつけることが出来ませんでした。
今日は、どこにも自分に居場所がないと感じて悩んでいる人のことについて考えてみたいと思います。
自分の欠点をさらけ出される環境にいると居場所がないと感じる
自分が欠点であると感じているところを周囲に知られるのは苦痛でしかないですよね。
例えば、コミュニケーション力がないと感じている人は社交的な場に行くと居場所がないと感じるかもしれません。
周囲の人は楽しそうに話しているんだけれど、自分のコミュニケーション力に自信がないから積極的に話すことが出来ない。
そんな自分に無力感を感じ、その場にいる価値を感じられなかったりするのです。
その場にいる価値がないと感じているから、その場に居ることを自分で許していないから、居場所がないと感じるのです。
「こうじゃないといけない」
「こうあるべきだ」
理想の自分の姿に対して現実的には無理な要求だったり、向いてなかったりするんだけれど…
「これではいけない」
「何とかしなくては」
「もっと努力しなくては」
このように思えば思うほど自分のことを責めてしまう。
自分への厳しい要求が罪悪感を生み、ダメな人間だと自分自身を罵り、その場に居ることを許さないのです。
自己否定をやめて自分らしく生きる
自分を磨く向上心を持つことも、成功者の行動を参考にすることも悪いことではないんだけれど、完璧さを求めるあまり自分を責めても辛くなるだけなんだよね。
そうではなくて、ありのままの自分に価値があるのだから、自分を知り活かすことを目指せば自分らしく生きることが出来るようになるはずです。
そうすれば自分の居場所をみつけることが出来るようになるでしょう。
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