生きていると、寂しいなって思うことがありますよね。
むしろ、その様な感情は感じたことが無いという人は居ないかもしれません。
恋人がいない中で、幸せそうなカップルを見たときとか
家族や恋人から、私のことわかってもらえないと思ったときとか
集団の中で居場所がなく、孤立してるような感じがしたときとか
このような多様な状況で、僕たちは「寂しいな」「辛いな」って思うんですよね。
クリスマスの夜に、豪華な料理やケーキがテーブルに並んでも、1人では味気ないと思うこともあるでしょう。
家族と話し合っても自分のことがわかってもらえず、関係がギクシャクして泣きたくなることもあるかもしれません。
仕事でミスをしてしまい、居心地悪くなって孤立したように感じることだってあるでしょう。
そんなとき僕たちは、「誰かとつながっていたい」って強く思うんだよね。
今日は、寂しくて辛いときに、どうやって寂しい気持ちと付き合っていくかということについて考えてみたいと思います。
自分に価値がないという勘違い
集団に上手く溶け込めなくて、「1人の方が楽だ」と思ってしまい周囲の人と距離を取って1人になろうとする。
相手と壁を作ってしまい、話しかけにくい雰囲気が出てしまって結果として孤立してしまうなんてことがあります。
けれど、本当は自分が1人になりたかったんじゃなくて、上手に溶け込めなかったからなんだよね。
だから…
私が明るい性格だったら、みんなと仲良くなれるのにと思ったり
私が話し上手だったら、誰とでも仲良く話せるのにと思ったり
私が凄い人間だったら、みんなから一目置かれるのにと思ったり
そんなことを考えて、私は「明るい性格じゃない」「話し上手でもない」「特別な才能があるわけでもない」価値のない人間だから、人が離れていくんだと思ってしまう。
愛情に条件を付けると苦しくなる
自分に価値がないと思うと、その埋め合わせをしようとすることがあります。
「私は○○するから人から愛される」と条件を付けて、犠牲的な行動を取るようになるんですね。
例えば、私は、人に嫌われないようにみんなに意見を合わせて、話題に乗り遅れない為に流行を常にチェックしてるから、みんなと仲良くできる。
そんなふうに条件を付けると、自分の意見は何も言うことが出来なくなりますし、興味のないことでも流行をチェックしないといけなくなるでしょう。
これだと、人付き合いがどんどん面倒くさくなり心が苦しくなるんですよね。
素のままの自分を出す
どんな人にも自分の個性というものがあります。
自分の個性を活かすも殺すも自分次第なんだよね。
自分の個性が相手にとって魅力的ではなくて、つながっていたいと思えるものではないと思ってしまうと、自分の個性を磨こうとはしないでしょう。
それどころか「明るい性格になりたい」とか「話し上手になりたい」とか苦手なことを努力しようとするかもしれません。
そうではなくて、素の自分を出して受け入れてくれる人を大切にしていけばいいんだ。
仲良くなりたい人に近づいてみる
人と仲良くなるにはコミュニケーションも大事です。
それには、相手のことに興味を持つことと、相手のことを信頼することが鍵になると思うのです。
相手に興味を持てばどんな人かわかりますし、疑った目で相手を見ていたら誤解してしまうかもしれません。
自分のことばかり話していたら相手はウンザリするかもしれませんし、どうせ嫌われると決めつけていたら、拒絶されることを恐れて相手との間に壁が出来てしまい、話しかけても上手くいかないかもしれませんね。
そんなときは、相手に感謝したり喜んでもらおうとする気持ちを持つと上手くコミュニケーションが取りやすくなるかもしれません。
感謝の気持ちがあれば相手のことを尊重することが出来るでしょうし、喜んでもらうことが出来たら相手の反応も違うでしょう。
やらなきゃいけないと思うと義務になってしまいますから、自分が主体的にこうしたいと思ったときに実行しましょう。
おわりに
寂しい気持ちになることは自然な感情で、悪いことではないんだよね。
けれど、寂しい気持ちにどっぷり浸かっても辛くなるだけだから、どうして寂しくなったのかを考えてみるといいかもしれない。
相手を責めたり疑ったりしても、コミュニケーションが上手く取れずに心が苦しくなるだけだから、やめた方がいいんだよね。
感謝の気持ちを持って相手と接したら、相手の気持ちを考えてあげることができる。
そのうえで、相手が喜ぶことをしてあげればお互いの心が豊かになるんだよね。
寂しい気持ちのときには、こちらの記事も参考になるかもしれません。