夢を追うか現実をみるかどちらを選びますか?

「夢を追うか」「現実を見るか」人生のある時点でこんな悩みを持つ人もいるでしょう。

夢を追えば自分がやりたかったことを追求できるけれど、生活が安定しないという不安があるかもしれません。

現実を見れば生活の安定は確保できるけれど、後になって夢を選択しなかった自分に後悔するかもしれません。

こちらを立てればあちらが立たずといった具合に、どちらを選んでもメリットデメリットがあるから迷ってしまうのは当然といえるでしょう。

こういうときって「どちらの選択肢が正解なんだろう?」と考えてしまいがちですが、どちらにもメリットやデメリットがある時点で正解なんてないのかもしれません。

今日は「夢を追う」「現実を見る」どちらを選択すればいいのか迷っている人のことについて考えてみます。

自分で納得して決めることが大事

あなたの人生にとって「夢を追うこと」と「現実を見ること」どちらの選択が正解ですか?

人によって考え方は違うでしょうから、「夢を追うことが大事」という人もいれば「夢より現実」という人もいるかもしれませんね。

あるいは、人生の重大な選択だからこそ、なかなか決めることが出来ないという人もいるでしょう。

けれど、どちらが正解でどちらかが間違っているという考え方は的外れな考え方かもしれません。

迷うということはどちらの選択肢を選んでもメリットがあるということですから、「夢を追う」「現実を見る」のどちらを選らんでもメリットを得ることが出来るはずです。

僕達は、「失敗するかも」「後悔してしまうかも」とクヨクヨ考えてなかなか決断できなかったりするものですが、本当はどちらを選んでも「正解」なんだよね。

だから、夢と現実どちらを選ぶかということよりも、自分が後悔しないためにも納得できる選択肢を選ぶことが大切になるのではないでしょうか?

人によっては夢を追うことを一度は選んだけれど、家族や友人に「そんなことあなたに出来るわけない!」と反対されたり、バカにされて諦めてしまうこともあるでしょう。

けれど、人に言われて諦めてしまったら到底納得した気持ちにはならないですから、後になって後悔してしまうかもしれません。

誰かがあなたの人生について責任を取ってくれるわけではないのですから、他人の意見を真に受けるのではなく自分が納得して決めることが大事なんですね。

人に相談して決めることも一つの解決方法ですが、「誰かに言われたから」仕方なく決めるのではなく「最後の決断は自分で責任を持って決める」ことが大事だと思うのです。

後で目標を変えてもいい

やってみたけど思うように結果が出ずに諦めてしまいたくなったり、違うことを目標にしたくなる時もあるでしょう。

いくらやっても成果が出ないことから実現不可能な目標であると感じることもあるかもしれません。

こういうときって、諦めてしまうことをネガティブに捉えて「ブレてはいけない」と上手くいかないやり方や考え方にこだわる人もいますが、諦めることは必ずしもネガティブなものではないんです。

何かに挑戦するときはいつも準風満帆諦とはいかないですから諦めないで努力することも大切なことですが、これまでのやり方や考え方にこだわり過ぎることによってかえって上手くいかなくなることもあるんですね。

自分には向いていないことや、誤った努力を諦めることによって、新しい目標にチャレンジすることが出来ます。

僕達は諦めてしまうことは終わりと後悔しかないと思いがちですが、新しいチャレンジへの最初の一歩になることもあるんですね。

何かを諦めるときは、このまま継続しても見込みがないと思うのか、まだまだ続けたいと思うのか、自分が納得できる判断をすることが大切です。

「みんなに心配かけるから」「迷惑かけるから」という理由で諦めると自分の気持ちを抑えて決断することになりますから、どうしたってモヤモヤした気持ちになって後悔してしまいがちですが、自分の気持ちにケリをつけて納得して決めたことならモヤモヤした気持ちを引きずることもないんだよね。

始めた当初とは目標が変わってもいいし、このまま継続してもいいと自分に自由な選択を許すことで「自分がどうしたいのか?」がわかるようになります。

諦めずに努力することは大切なことですが、それだけにこだわるのではなく「自分がどうしたいのか?」を大切にしよう。

冷静な気持ちのときに考えよう

物事を決めるときは必ず冷静な気持ちのときに考えよう。

仕事で何か嫌なことがあったとか、理不尽な目に遭ったとか、気持ちが荒んでいるときに物事を決めると後悔することになるかもしれません。

仕事が嫌だなと思って後先考えずに辞めてしまったら、転職に失敗して「こんなはずじゃなかった」と後悔しても後の祭りです。

夢を選ぶのか現実的な選択肢を選ぶのか、どちらが正解というわけではありませんが何をするにしても計画的に進める必要がありますし、心が荒んでいるときに考えても本当に自分がしたいことはわからないでしょう。

心が荒んでいるときは極端なことを考えてしまいがちです。

仕事で嫌なことがあったから、いっそのこと辞めてしまおうかなんて考えたりする。

けれど、本当にしたいことは仕事を辞めることじゃなくて嫌なことから離れたいんだよね。

フジモフ
フジモフ

冷静じゃないときは極端なことを考えて焦って行動しがち

冷静なときなら嫌なことから離れるにはどうしたらいいのかと考えることで良いアイデア浮かぶかもしれませんし、仕事でのストレスが減ることで充実した毎日を過ごせるかもしれません。

大事なことは冷静なときに考えよう。

いつかやろうっていつやるの?

僕達は、 「いつかやろう」と思って、自分のやりたいことを後回しにすることがありますよね。

例えば、日頃忙しいから落ち着いてきたらやってみようとか、お金があれば出来るのにとか、気持ちに余裕を持てるようになったら行ってみようとか、出来ない理由を思い浮かべて「いつかやろう」と後回しにしてしまう。

たしかに、人生には自分の思い通りにならないこともありますから、我慢せざるを得ないと感じるときもあると思うんです。

けれど、その「いつか」って、いつになったら訪れるのでしょう?

普段から意識する人は少ないですが、 どんな人であっても人間いつかは死んでしまうものです。

あるいは、死なないにしても病気やケガで一時的に元気がなくなったり、いろいろと出費が重なったりして、さらに後回しになるかもしれません。

後でいいかと思っていたことが、その時々で理由があって後回しになってしまいタイミングを逃してしまうことはよくあることです。

あなたが、「いつかやろう」と思って後回しにしたことも、同じようにタイミングを逃してしまうことだってあるんだよね。

あなたが、後回しにしたやってみたいことは、本当にすぐにはできないことなのでしょうか?

理由あって無理そうだなと思っていたことが、本気でやってみようと思って具体的に考えてみると、「意外となんとかなりそうだ」と気付くこともあります。

自分のやりたいことを「いつかやろう」と後回しにするのは、問題の起こらない無難な選択かもしれませんが、同時に自分のやりたいことを楽しむ事も出来なくなるんだよね。

自分の人生を楽しむためには、理由があるからと我慢してしかめっ面する努力ではなく、笑顔で過ごせる努力をしよう。

あなたのやりたいことは、誰かの協力が必要だったり、自信がないことかもしれません。

どうせあの人に協力を頼んでも無駄だと思ったり、笑われてしまうかもと思って二の足を踏むこともあるでしょう。

けれども、やってみなければわからないことを理由に諦めていては、何もチャレンジすることが出来ません。

思った通りダメだったとしても、それでいいんですよ。

あなたは、自分のやりたいことを真剣に取り組もうと一歩踏み出した人なんですから、「バカみたい」とか「カッコ悪い」とか考えて自分をいじめたりしないで、どうしたらいいのかと次の方法を考えたらいいんです。

いつかやろう思って後回しにしながら、なんとなくで時間を過ごしても「いつか」は来ないかもしれません。

後でいいかと考えていたことが、タイミングを逃して後手後手になって諦めることになったら「あのときやっていれば」と心残りになってしまいます。

いつでもできることだと思っていたことが、これから先もいつでもできることとは限らないのだから、今やりたいことがあるのなら「いつか」と言わずにやってみよう。

おわりに

あなたは「夢を追うこと」「現実を見ること」どちらを選びたいと思いますか?

一概にこれが正解という選択肢はありませんが、自分が納得して決めたことなら後悔なんてしないで「これが正解なんだ」と思うことが大事です。

どんなことにもメリットやデメリットがありますから、粗探しをして叩けばいくらだって誇りが出てくるものなんですよ。

だから、自分で決めたことを後悔してしまうと「ここがダメだった」「あそこもダメだった」といろいろ粗が気になってしまい、自分の決断に自信を持つことが出来なくなるんですね。

夢を追えば大変なこともあるでしょうから将来が不安になることもあるでしょう。

現実を追っても、仕事が大変で思うようにいかないと感じることもあるかもしれません。

どちらを選ぶにしても苦しいときがあるでしょうが、そんなときに自分が決めたことを否定したり、自分を責めたりすることだけはしないようにしましょうね。

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