不満を感じたときの対処法 「○○してくれない」を解消する

彼氏(彼女)が愛してくれていないと感じる。

親が自分の気持ちをわかってくれない。

このように不満を持つと、すごく納得できないしイライラさせられますよね。

なんだか満たされない気持ちになるし、寂しいと感じるときもあるかもしれません。

こういうときは、「相手がなんとかするべきだ!」と考えて問題解決を相手に丸投げしてしまいがちです。

これだと相手の出方次第になってしまうので、不満が解消するどころか逆にひどくなるなんてこともありますよね。

とはいえ、誰かに不満を持つというのは誰にでもある普通の感情であって、そのこと自体が悪いことではありません。

大切なのは、不満を持ったときにどう対処するかだと思うのです。

今日は、相手が「○○してくれない!」と不満に思ったときに、どのように対処するかについて考えてみたいと思います。

依存心が強いと不満を感じる

誰かに依存していると、自分を満たしてもらいたいという欲求が強くなっていきます。

例えば、彼(彼女)にこうして欲しいという強い欲求があるけれど、相手がそれに気づかず欲求が満たされないとガッカリしたり不満をもったりするわけです。

恋人なんだから、私が言わなくても気付いて○○して欲しかった。

○○やってくれないってことは、私のこと好きじゃないのかな?

このように依存心をもつと、期待通りの動いてくれない→愛してくれていないというストーリーを頭の中で作ってしまい強いストレスを感じるんですね。

だから人に依存心を持つなということではなく、強くなりすぎた依存心のバランスを取ることが不満解消の鍵となると思うのです。

自分と向き合う

自分の「○○して欲しい」という気持ちにばかり目を向けていると、相手の都合や気持ちになかなか目がいかないものですよね。

これだと、相手の都合や気持ちを意図せず無視するような形になってしまいますから、コミュニケーションが上手く取れなくなってしまいます。

不満に感じていることを我慢をしようということではなく、自分と向き合ってどんなことで不満を感じているかを考えてみるといいと思うのです。

自分のことを認めて欲しいと思っているかもしれません

もっと大事にして欲しいと思っているかもしれません

あなたが感じている不満を、自分で自分を満たしてあげる。

自分のことを認めてほしいと思っているのなら、あなた自身が自分のことを認めてあげましょう。

もっと大事にしてほしいと感じているのなら、自分のことをもっと大切にしてあげましょう。

そうすることで、相手の気持ちを考えてあげる心の余裕が出来ると思うのです。

そして、相手の都合や気持ちを考え理解しようとすると、あなたの要求を満たしてくれないからといって、あなたが愛されていないというのは誤解であるということがわかるようになるでしょう。

不満に感じているのは、自分の考えからきたものであって、相手の行動によるものではないんですね。

相手に感謝し与える

自分なりに相手を満たしてあげようとすると、相手が与えてくれていたのに、いままで受け取ってこなかったものを受け取れるようになります。

相手の気持ちや都合を理解したうえで感謝すると、相手の気持ちを満たしてあげようとという気持ちが湧いてくるでしょう。

感謝されて気持ちを満たしてあげようとする人を嫌いになる人はいないと思います。

そうすることで、相手もあなたを満たしてあげたいという気持ちになり、結果的に心を満たされていくようになるんですね。

おわりに

恋人に依存したり不満を持つことは悪いことではないと思うのです。

ですが、強くなりすぎた依存心は相手への不満を持ちやすくなったしまうんですね。

ですから、強くなりすぎた依存心のバランスを取るためにも、自分と向き合って要求を満たしてあげましょう。

あなたの心に余裕が出来たら、相手の都合や気持ちを理解することを考え、自分なりに満たしてあげようとすると良いでしょう。

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