人に好かれたい、愛されたいという気持ちがあっても、その気持ちをストレートに表現できないということがありますよね。
気持ちを伝えて相手に拒否されてしまうことを考えたら、途端に自分が傷つくのが怖く感じて臆病な気持ちになってしまう。
「コミュ症だし、もっと楽しくしゃべれるように勉強してから…」
「スタイル良くないし、ダイエットが成功してから…」
「お金がないし、もっと稼げるようになってから…」
こんなふうに、自分の欠点探しをして最初の一歩を踏み出すことに躊躇したりする。
愛されたいという気持ちがあるけれど自分の欠点探しをして躊躇してしまう人は、「今の私に愛される価値はない」と思っているのかもしれません。
だから、ダイエットが成功したら話しかけてみよう、もっと稼げるようになってから話しかけてみようと、先送りしてしまって何時までたっても前に進まなかったりするんだよね。
過去に自分の好意を拒絶されたり、バカにされたりしたような経験があって自信を持てないでいる人もいるでしょう。
過去の経験で心が深く傷つき、もうあんな思いは二度とごめんだと思い、誰かを好きになったり、人と関わることをやめてしまおうと思っている人もいるかもしれません。
けれど、誰かを好きになったり、人に関わることをやめてしまったら寂しい気持ちも続いていくんだよね。
自己肯定感を高める
自分が傷つくような体験なんて誰だってしたくはありませんよね。
自分が傷つくような思いをしなくて済むのなら、それに越したことはありません。
けれど、怖いからといって最初の一歩を踏み出す勇気を出せなかったら前に進めることも出来ない。
だから、「ダイエットが成功したら声をかけよう」と葛藤したりするんだよね。
自分に自信が持てずに最初の一歩が踏み出せない人は、自分のことを肯定的に考えられるようにしたらいいと思うのです。
「私はブサイクだから愛されない…」
「私はスタイルが良くないから愛されない…」
「私はコミュ症だから愛されない…」
こんなふうに、自分で自分のことをいじめることはやめてしまおう。
あなたは、繰り返し繰り返し「自分はダメな人間だ」と思ってきたかもしれません。
あなたは、「こんな自分でごめんなさい…」って罪悪感を感じてきたかもしれません。
けれど、それは決して事実なんかじゃないことに気づいて欲しい。
あなたは、今のままでも素敵な人なんです。
あなたは、今のままで愛されて当然の人なんです。
あなたは、今のままでも自分の居場所を作ってもいいんです。
自分を否定することをやめて、自分を肯定する言葉を自分にかけてあげよう。
あなたは、ありのままの自分で素敵な人だし、人に受け入れられ愛されて当然の人なんだ。
そのことを、どうか忘れないでください。
おわりに
自分が愛されないという前提があると、一緒にいる人がいても「私といても楽しくないんだろうな」とか「なんだか、申し訳ないな」とか後ろ向きに考えてしまうんですよね。
「きっと、私は愛されないだろう」
「きっと、私は捨てられるだろう」
こんなふうに考えて、相手を頻繁に試そうとしてウンザリした相手に離れられたり、自分から離れようとしたりする。
これでは寂しい気持ちは強くなる一方だし、自分が誰にも愛されないと思うような状況に自らを置くなんて、何より自分がかわいそうだと思いませんか?
あなたは、もっと自分のことを肯定的に考えてもいいと思うのです。
あなたは、今のままでも素敵な人なんです。
あなたは、今のままで愛されて当然の人なんです。
あなたは、今のままでも自分の居場所を作ってもいいんです。
どうかそのことを忘れないでください。
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