案外自分のことってわからないものだなと思うときがあります。
後になって、どうしてあんなこと考えてたんだろうと思うときがあります。
何事も楽をしてはいけない。
私は、いつも人から嫌われる。
辛いことがあっても我慢しなくてはいけない。
こんな風に僕達は、いろんな思い込みを持って生きている。
いらないものなのに、自分を苦しめるものなのに、大事なものだと思って必死に守ろうとしたりすることがあります。
例えば、両親に苦労は買ってでもしろとか、好きなことだけでは生きてはいけないとか、楽してお金は稼げないぞと言われて、そんなものかなと思ったりする。
だから、仕事は苦労を重ねるもので楽なことなんて一つもない、辛いものなんだと思って一生懸命我慢して頑張って来た。
暇があれば役立つことをしようと資格取得のための勉強をして、自分が好きなこと、やりたいことは後回しにしてきた。
そうこうしているうちに、なんだかいつもヘトヘトに疲れてしまって、心も苦しくなってきた。
けれど、これは生きるためには仕方のないことなんだ、当たり前のことなんだと思って我慢をする。
「お金を稼ぐのに楽をしてはいけない」
「好きなことだけでは生きてはいけない」
「苦労は買ってでもしなくてはいけない」
こんなふうに思い込んで、自分の人生をなんだかガチガチに硬直させるような、縮こまったものにしてしまう。
けれど、自分の人生にこの思い込みは必要ないのかもしれません。
お金を稼ぐ為に、自分の能力にあった仕事、好きだったことを仕事に選んでもいいんだよね。
周囲の人からは苦労に見えても、本人は仕事にやりがいを感じたり、楽しいとさえ感じることがある。
我慢して仕方なくやっている仕事と、やってみたいと思って始めた仕事とでは、おのずと気持ちに違いが出てくる。
仕事に対する前提が、楽をしてはいけないとか、辛くても仕方なく続けなければいけないものだったら、そりゃ辛くなりますよね。
そうではなくて、仕事は楽をするために効率を見直したっていいし、やりがいを感じて楽しんだっていいんだ。
「お金を稼ぐのに楽をしてはいけない」
「好きなことだけでは生きてはいけない」
「苦労は買ってでもしなくてはいけない」
こんなふうに、自分の人生を縛るような思い込みは手放してしまった方がいいんだよね。
大切に守ってきた思い込みは、本当は全く必要ないものだったんだ。
自分の好きなことをやったっていいし、苦労なんてわざわざしなくたっていい。
苦労しないと成功できないとか、好きなことは我慢して役立つことをしないといけないとか、思い込みがあると生きづらくなります。
無理をして疲れたり心が苦しくなったら、自分の人生を縛る思い込みがあるのかもしれません。
そのような思い込みを手放すことで、生きやすくなれると思うのです。
自分に厳しくし過ぎる思い込みは、あなたにとって本当に必要な物なのか、もう一度考えてみよう。
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