不当に扱われたときは怒っていい(気持ちを吐き出してスッキリしよう)

沢山の人がいる場所で、ひとりでいるような気持ちになることがあります。

敵に囲まれ、たった一人で戦っているように感じている人がいます。

自分らしく、素のままの自分でいることを許さない環境にいて、自分を偽り必死に耐えている人がいます。

周囲にいる人は、必死に耐えているその人を理解しようなんて思ってはいなかったのかもしれません。

自分の心の貧しさを、その人にぶつけて気持ちを紛らわそうとしていたのかもしれません。

「私が不当に扱われているって怒ったら、困った人だって思われるかもしれない」

「自分の気持ちを吐き出して相談したら、いじめられている自分を人に知られて、惨めな気持ちになるかもしれない」

「私が怒ったら仕返しを受けたり、逆に怒られたりするかもしれない」

こんなふうに考えて、酷い扱いを受けているはずなのに、不当な扱いを受けているのは自分に非があるからじゃないかと考えグッと我慢をする。

心の底では怒りに震えているのに、表現すること禁じてしまった。

人を困らせるから、惨めな思いをするから、仕返しを受けるから、自分が怒りを表現したり、誰かに相談することは「悪いこと」なんだと思ってきた。

けれど、このままだと自分が我慢し続けないといけないし、それではあまりにも自分が可愛そうだと思いませんか?

そんなに自分のことを雑に扱って、それで良い筈ありませんよね?

不当な扱いを受けたときは、あなたは怒ったっていいんだ。

不当な扱いを受けて怒りを表現することを許されない環境なら、そこから逃げたっていいんだ。

誰かに助けて欲しいって、信頼できる人に気持ちを吐き出して相談したっていいんだ。

自分のことをもっと大切にしよう。

あなた自身が自分を大切に扱っていくことで、不当に扱う人を拒否したり距離を置いたりできるようになります。

自分を雑に扱う人は、我慢をしたり、自分に非があると自分を嫌ってしまったりするんだよね。

そうではなくて、不当に扱われる状況から脱するために出来ることから始めてみよう。

それは明確に拒否する姿勢を示して怒りを表現することかもしれません。

もちろん伝え方に工夫は必要でしょうが、嫌だと思うことがあるのなら怒ったっていいんだ。

不当な扱いをされているのに、怒りを表現することを許されない環境なら、そこから逃げたっていいんだ。

自分を守るため、心が病んでしまう前に逃げることは恥ずべきことじゃないんだ。

不当な扱いを受けて辛い気持ちでいるときは、ひとりで抱え込まなくてもいいと思うのです。

自分の気持ちを誰かに聞いて貰うことで、気持ちが楽になることがあります。

気持ちを吐き出すことで、胸がスッとして状況を変えてみようという意欲がわくことがあります。

人に相談したり助けを求めることは決して恥ずかしいことじゃないのだから、信頼できる人に相談してみるのもいいでしょう。

こういったことは知っている人に相談しづらいと感じている人は、どうぞフジモフまでご相談ください。

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