誰かの力になって感謝されたり、素敵な出会いがあってお互いを必要としている環境にいたら、きっと心穏やかに暮らせると思うんですよね。
だからでしょうか?
僕達は、誰かに貢献したいと思ったり、誰かを愛したいと思ったりする。
誰かに必要とされたいと感じるのは、誰にでもある自然な感情なんだよね。
けれど、自分が苦しくなるほど「誰かに必要とされたい」と感じて頑張ってしまう人は、今の考え方を変えた方がいいのかもしれません。
誰かに必要とされたい…
私のことを受け入れて欲しい…
こんなふうに考えて、人に必要とされるように一生懸命に頑張ったりする。
けれど、いつも受け入れて貰えるわけじゃない。
人を誘ったけれども予定が合わなかったり、親切な提案をしたのに断られたりする。
相手は都合が合わなかったり遠慮しているだけかもしれないけれど、なんだか自分が拒否されているような寂しい気持ちになるんだよね。
誰かの力になりたかったんじゃなくて、必要とされたかったんだ…
こんな自分を受け入れて欲しかったし、寂しかったんだ…
だから、この気持ちを満たすための救いの手を、自分ではなく他の誰かに求めようとした。
けれど、本当はそんなことしなくてもよかったのかもしれない。
僕達は、自分の価値を誰かに認めて貰ったり、誰かの力になるために生まれてきたわけじゃないんだよね。
自分のために生きればよかったんだ。
誤解しないで欲しいのは、自分勝手に生きればいいということじゃないということ。
自分を必要として欲しい、自分を受け入れて欲しいという相手に依存した気持ちで行動するのではなく、自然と相手のことを思いやる気持ちが大切なんだよね。
「私を必要として欲しい…」ではなく「あの人に喜んで欲しい!」と心から思ったときに、あなたはその人にどうしてあげたいですか?
些細なことでもいい。
忙しそうにしている人がいたら手伝ってあげるのでもいいし、何かをして貰ったら感謝の気持ちを伝えるのでもいい。
自分が無理なくやれること、今の自分に出来ることから始めてみよう。
今迄のあなたは、自分の価値を人からの評価ではかってきたのかもしれません。
誰かの役に立てない人間は、価値のない人間のように感じていたかもしれません。
誰かに必要とされることで、自分の価値をはろうとすると苦しくなります。
何故なら、人があなたを今必要としているかどうかは、あなたではコントロールできないからです。
誰かの役に立とうと無理なことをやろうとしたり、頑張らなくてもいいんだ。
誰かの役に立てなくても、あなたはそのままで価値ある魅力的な人だと思うのです。
どんな状況であっても、そのままの自分をどうか受け入れてあげてください。
誰かに必要とされることで自分を救おうとするのではなく、自分で自分を受け入れてあげよう。
あなたは、あなたのままでいいんだ。
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