自分のことを否定的に考える癖がついてしまうと生きづらくなります。
自分を否定的に考えているものだから、他人も同じように自分のことを批判的に考えているんじゃないかと誤解したりする。
だから、他人が自分を悪意を持って批判しているように感じてしまい、誰も自分を好きになってくれないんじゃないかって不安になったりするんだよね。
自分は誰にも好かれないとか、誰にも愛されないという否定的な前提で自分を捉えると、その通りの事実を引き寄せやすくなります。
他人が言った何気ない感想を自分が傷つけられたと感じたり、誰かがヒソヒソと話しているのを見ると自分のことを言ってるんじゃないかと考えすぎてしまい「やっぱり」私は人に嫌われるんだと思い込んでしまう。
こんな調子だといつも不安な気持ちになったり、イライラしたりして日常で気が休まることが出来ないですよね。
自分のことを否定的に考える癖がついている人は、否定的に考える癖を直す必要がありますから、自分のことを肯定的に考える習慣を付けたらいいと思うのです。
あなたのままでいい
僕たちは誰もが不完全な存在で、欠点だったり苦手なことがあったりします。
けれど、あなたが欠点と思っていることも、苦手だと感じることも、あなた固有の個性であって自分で自分を責めるようなものではないんだよね。
例えば、のんびりしている雰囲気の人をトロイとイライラする人もいれば、落ち着いている雰囲気が癒されるという人もいる。
あなたがどんな人間であったとしても批判的に言う人はいるし、そんなあなたが好きだという人もいるんだ。
どうやったって批判されるんだから、批判されたからって自分を無理に変える必要はないんだよね。
「批判されることもあるけれど、私のことをわかってくれる人もいるから、それでいいか」と思えることで救われることもある。
みんなと仲良くする必要はないのだから、わかってくれる人と仲良くすればいい。
僕達は不完全だからこそ、お互いのことを理解して得意なことや苦手なことを補完しあう必要があります。
そういう関係が居心地よい人間関係に繋がると思うし、誰かの好みに合わせる必要はないんだよね。
あなたは、あなたらしくすればいいんだ。
自分を肯定的に考える習慣をみにつける
自分を否定的に考えることは、自分で自分を貶めることにしかなりません。
自分のことを否定的に考える癖がある人は、肯定的に考えることが出来るように変えるといいと思うのです。
人と比べなくていい
「どうしてこの仕事は下手なんだろう…」と自分を否定的に考えて、あの人は出来る人で羨ましいなと思っても辛くなるだけなんだよね。
誰かと自分を比べたりするのではなく、一歩一歩進む自分の成長に目を向けてみよう。
昨日より今日、今日より明日と自分が成長していくところに目を向けることで、一歩一歩自分が成長していることを実感出来たら、今より前向きに仕事に取り組めるようになるでしょう。
自分の欠点も含めて受け入れる
自分の欠点だと思うことを否定的に考えるのではなく、欠点も含めて自分を受け入れてあげましょう。
私は○○が苦手だからダメな人間だなとか、人に迷惑ばかりかけて情けないとか否定的に考えなくてもいい。
今の自分に出来ることで精一杯のことをしたのだから、何を恥じる必要があるでしょうか。
私は○○が得意じゃないけど、それでもこれだけ出来たんだと肯定的に考えてみよう。
おわりに
自分を肯定的に考えると言っても今まで自分を否定的に考えてきた癖があるから、急には変われないかもしれません。
いざ始めてみたらなんだか居心地悪く感じたり、照れ臭かったりして、抵抗感を感じてしまうかもしれません。
こんなふうに考えるのは甘えているんじゃないかとか、こんなふうに考えてもいいのかなとか戸惑うかもしれません。
けれど、一度に急激に変えようとするのではなく、少しずつ変えていけばいいと思うんですよ。
不意に否定的な考えが浮かんだら、「私まだ否定的に考えてしまうところがあるんだな」と客観的に見るようにしてみる。
そして、慌てことなく自分のペースでいいから、自分のことを肯定的に考えることを習慣化するといいでしょう。
それがあなたを生きやすくする、一つの方法だと思うのです。
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