皆のいい人であるために、いつも遠慮してしまったり、損な役回りを引き受けてしまう人がいます。
自分の気持ちを上手く伝えられなかったり、ていよく使われたりして、心の中にわだかまりがあったり、ストレスを溜め込んだりする。
自分が優しくしてあげたいと思う気持ち以上に人に優しくしようとするから、自分が犠牲になっても人に優しくしようとするから辛くなっていくんだよね。
けれど、自分を犠牲にしてまで、辛い気持ちになるまで人に優しくしようとしなくてもいいと思うのです。
人に優しくしないと、皆が私を嫌いになるんじゃないか…
人に優しくしないと、皆に認めて貰えないんじゃないか…
優しくしないと、あの人がダメになってしまうんじゃないか…
こんなふうに考えて、なかなかいい人であることを手放せないかったりするんですよね。
誰だっていい人でありたいし、嫌な人だなんて思われたくない。
けれど、誰からもいい人であり続けることは難しいことなんだよね。
皆に優しくするあなたを、八方美人だとか、ごますりしているとか、悪いように捉える人もいるかもしれません。
あなたが思ういい人であっても、他の人からすると悪い人になることもあるんだ。
いい人であるかどうかは人それぞれによって評価が違うのだから、皆の良い人になることは難しいんだよね。
いいじゃないですか、嫌な人だと思われたって
いいじゃないですか、冷たい奴だと思われたって
どうやったって嫌われることがあるんだから、「あの人には嫌われているみたいだけど、私に感謝したり好きだって言ってくれる人がいるんだから、それでもいいや」と思ってみよう。
あなたは、自分がしてあげたいと思う範囲で人に優しくしてあげればいいと思うのです。
優しいあなたは、自分を犠牲にしてでも優しくないといけないと思っているかもしれません。
優しくないといけないという考えが自分を縛り、自分を苦しめているかもしれません。
けれど、いい人であるために自分を縛らなくてもいいし、いい人であるために自分を犠牲にしなくてもいいんだ。
自分のことを、もっと大切にしてあげよう。
人に優しくすることは、自分を苦しめることじゃないんだよね。
自分を抑えて誰かに優しくしようとするのではなく、自分がやってあげたいと思う範囲で人に優しくしてあげればいい。
そうすれば、もっと前向きに人に優しく接することが出来るようになると思うのです。
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