自分のことを「恥ずかしい」「情けない」と思っている人へ

仕事で失敗したときとか、人に迷惑をかけてしまったときとか、人生には自分のことを「恥ずかしい」「情けない」と思って自分を責めたくなる時がありますよね。

「どうして、私はこんなにダメなんだろう…」とか「どうして、あの人のようにちゃんと出来ないんだろう…」と考えて辛い気持ちになったりする。

誰かに迷惑をかけたり、失敗するようなことがあれば、自分のことを恥ずかしく思ってしまうのは自然なことだと思んです。

けれど、失敗しようと思って失敗したわけじゃないですよね。

誰かに迷惑をかけようと思って迷惑をかけたわけじゃないんだ。

だから、そんなに自分のことを攻めてばかりいないで、反省した後は自分のこと許してあげませんか?

生きていれば失敗するときもあるし、人に迷惑をかけることだってあるでしょう。

世の中に完璧な人なんていないのだから、一度も失敗しないで生きられる人なんていないし、誰にも頼らずに生きていける人だっていません。

僕たちに出来ることは、いつだって今の自分にできる精一杯で頑張ることだけなんだ。

そのときに出来る精一杯でやった結果、思うようにいかなかったのなら仕方がありません。

そいういうときもあると思って、「次はがんばろう!」と気持ちを切り替えたらいいんですよ。

あなたがしたことで、人が迷惑と感じるかどうかは相手が決めることです。

迷惑をかけたと思っていたことでも、相手は何とも思っていないことだってあります。

失敗したことを許せないと思うかは相手が決めることです。

誰にでもあることだと、さして気にしていないことだってあるでしょう。

僕たちは、他人の目を気にして「こんなふうに思われているかも」「あんなふうに思われているかも」と色々と考え過ぎてしまうことがありますが、それは自分がそう思ったというだけで、相手がどう思っているかはわからないんだよね。

失敗したことは次に活かせばいいし、困ったときに人に頼ることは悪いことじゃありません。

あなたが、情けないとか恥ずかしいと思ったことは、本当はなんの問題もないことなのかもしれないんだ。

だから、そんなに自分のことを責めないであげてください。

もっともっと、自分に優しくなってあげよう。

自分に負けないで

僕たちは、他人に認めてもらいたいという承認欲求を持っていますよね。

自分のやっていることを喜んで貰えたり、認めてもらえたら、こんなに嬉しいことはないかもしれません。

一生懸命に努力したことなら、なおさらそう感じるものですよね。

けれども、いつも努力が他人に認められるとは限りません。

長い人生のなかには、他人にバカにされたり、みくびられてしまうこともあるはずです。

そのたびに自信をなくしてしまったり、自分を疑っていては、他人の気持ちひとつで自信が揺らいでしまうことになります。

誰かに認めて貰いたいと思うのは自然なことですが、他人が認めてくれなくても、自分のことを信じることって大事なことなんだ。

他人に否定的なことを言われても、自分のことを認めてあげよう

他人に認めてもらえないことがあると、なんだか自分が否定されたように感じてしまうかもしれません。

こんな自分ではダメなんだと、自分のことを疑いたくなってしまう。

けれども、自分を疑いたくなる気持ちにのまれて落ち込んでばかりいては、自信を持って生きることが出来ません。

確かにいたらないところもあるかもしれませんが、完璧な人間なんていないのだから、そんなに自分のことを否定的に考えないで、「それでいいんだ」って自分の事を認めてあげよう。

おわりに

自分のことを自分で認めてあげるって、意外と勇気がいることかもしれません。

誰だって他人に否定されてしまったら、「私がいけないのかな?」とか「私がダメなのかな」と考えて、自分を信じられなくなるもんね。

ネガティブなことをたくさん思い出しては、やっぱり自分はダメなんだと再確認しようとしてしまう。

けれど、価値観はなんて人それぞれですから、あなたを認めてくれる人ばかりじゃありません。

そんなことに惑わされないで、自分を信じる勇気を持ってみよう。

大丈夫。

あなたは、あなたが思っているよりも、ずっと素晴らしい人だから。