ズボラな生き方で上手くいく ~肩の力を抜いて生きてみよう~

ズボラに生きるというと、「手を抜く」とか「いいかげん」というような悪い印象を持つ人が多いかもしれません。

何事も適当にこなしても良い結果が出るはずがないし、一生懸命に頑張り努力することで上手くいくんだと思うと「自分を堕落させる悪い考え方だ」と思うこともあるでしょう。

けれど、頑張り過ぎて疲れ果ててしまい「なにもやる気が起きない」というような無気力の状態になったり、無理をし過ぎて体調を崩してしまっては元も子もありません。

努力することは悪いことではないのですが、「キチンとやらないといけない」「人に迷惑をかけてはいけない」と肩に力が入りすぎるとかえって上手くいかないことだってあるんですね。

あなたが、努力しているのに報われない、一生懸命やっているのに上手くいかない、疲れて何もしたくないと感じるときは、頑張りすぎていたり肩に力が入りすぎているのかもしれません。

そんなときは、いつもより肩の力を抜いてみることを自分に許してあげるといいと思うのです。

身体に力が入り過ぎると疲れやすくなったり、いつも肩がこるようになったり、身体のあちこちに痛みが出たりなど様々な症状が出てきます。

それは、身体に力が入り過ぎてしまうと筋肉が固くなり血液などの循環が悪くなって、結果として疲れやすくなったり痛みが出たりするからなんです。

そんなときは、力が入り過ぎていることを自分が認識して、固まった筋肉をほぐしたり身体を伸ばしてあげるといいんですね。

心も同じで「キチンとやらなきゃいけない」「手を抜いてはいけない」と肩に力が入り過ぎる考え方をすると、柔軟な思考ができなくなってしまいますし、なにより「自分が追い詰められてしまって」心も身体もクタクタに疲れてしまいます。

どうしても「キチンとやらないといけない」「手を抜いてはいけない」「人に迷惑をかけてはいけない」と頑張りすぎてしまう人は、適度に手を抜くことを「悪いこと」と捉えて限界になるまで頑張ろうとしてしまうんだよね。

これでは自分が苦しくなっていく一方ですから、「手を抜く」ことを悪いことと捉えている気持ちを手放すために、手を抜けるところは手を抜くというような「ズボラに生きる」自分を許してあげることがカギになるんですね。

どんな人でも緊張したり力を入れっぱなしだと疲れてしまいます。

頑張り過ぎたり、考えすぎたり、まじめにしようと頑張り過ぎると生きづらいと感じてしまう。

仕事や人間関係など大切なことを継続していくためにも、適度に力を抜くことを自分に許して疲れたときには休息することも大切なことなんですね。

「ズボラに生きる」というのはいいかげんにするということではなく、自分に合ったやり方やペースで行動するということなんだ。

今考えてもしょうがないことをず~っと考えたりしないで、「まあ、いいか…」って切り替えてみよう。

1人じゃできないことを無理に頑張ろうとしないで、誰かに助けを求めてみよう。

疲れたときは自分に「まだ頑張れる」と鞭打つことばかり考えないで、自分の身体や気持ちに素直になって「休もう…」と考えてみよう。

「こうじゃなきゃいけない」「こうあるべきだ」と固定観念をもって生きると柔軟な考え方が持てずに生きづらくなります。

手を抜いてはいけない、休んじゃいけない、人に頼ってはいけないと自分の人生に制限を設けることは、あなたの人生を苦しめる要素にもなりかねません。

一生懸命頑張ることや努力することは大切なことですが、頑張り過ぎて疲れ果ててしまったり、体調を崩してしまっては元も子もないのだから、肩肘張らずに肩の力を抜いて、ちょっとズボラな生き方をする自分を自分で許してあげるといいと思うんだ。

それが、人生を楽に過ごすための1つの方法だと思うのです。

肩肘張って真面目にやりすぎてしまう頑張り屋の人は、こちらの記事も参考になるかもしれません。

頑張りすぎない自分になる方法

まじめに頑張り続ける人生に疲れてきたら|疲れたときの対処法