自分が他人の目からはどう映っているんだろうと気になるときってありますよね。
仕事のことだったり何かを選ぶときに、自分がどうしたいかということより、他人からどう思われているかのほうが気になってしまう。
けれど、他人の目のことばかり気にしていると、他人の評価がそのまま自分の評価であるように感じてしまいがちです。
他人から批判されたときは自分の人格まで批判されてしまったと感じてしまったり、ちょっとしたことでもネガティブに自分を評価してしまう。
「ここがわかりにくい」というようなちょっとした指摘にも、自分が仕事ができないと言われたように感じたり、自分のことがダメな人間と言われたように感じてしまうんだよね。
けれど、あなたが人の評価を聞いて「そう思った」というだけで、指摘した相手に人格批判しようなんて意図がないことが殆どだったりします。
これでは相手の指摘の意図を正確には捉えられないし、「あいつは何もわかってない」と相手に思われたら本末転倒ですよね?
世の中には完璧な人なんていませんから、どんな人でも失敗したり上手くいかないことがあって、誰かに指摘を受けたり怒られたりすることがあると思うんです。
他人から批判されたことで自分の人格を否定されたように感じてしまう人は、酷く落ち込んでしまったり、避けようとしたくなるかもしれません。
けれど、自分がダメだとか、能力がないと落ち込んでしまう前に、相手が話していることを冷静に分析してみて欲しいんだ。
怒られてしまったり、指摘を受けてしまったときは、自分がみっともない様な感じがしたり、情けない気持ちになったりするかもしれません。
他の人は出来ているのに、私は出来ないと自分を責めたくなるかもしれません。
そうではなくて、相手が話していることを冷静に分析してみて欲しいんだ。
例えば、上司や先輩に説明がわかりにくいと指摘されたら、他の人と比べて説明が下手で恥ずかしいとか考えるのではなくて、説明方法を改善するために何ができるのかを考えてみよう。
ちょっと説明がわかりにくかっただけで、自分の能力の問題ではないんだよね。
次に機会に自分がどうしたらいいのか、相手からヒントを貰っただけなんだ。
あなたは、自分のことを今よりポジティブに考えてもいいし、もっと自分に優しくなってもいいと思うんだ。
他人にどう思われるかを気になる人は、自分のことに自信がなくて自分を守ろうと意識している人かもしれません。
自分のことを自分で評価するのではなく、他人から認めて貰うとか、受け入れて貰うことを求めてしまう。
だから、自分の容姿を必要以上に気にしてしまったり、他人から評価してもらえるような確かなものが欲しくなったりするんだよね。
他人に認めて貰うためにブランド品が欲しくなったり、資格が欲しくなったりする。
自分が欲しくて手に入れるならいいけれど、認められたいと思ってブランド品を買ったり資格を取得しようとするのなら、自分の欲しいものじゃないのだから満たされることは無いんだよね。
あなたは、将来自分がどんな人間になっていたいと思いますか?
あなたは、自分が幸せになるためにどんなことができるでしょう?
誰かと比較したり社会の価値観で行動しようとするのではなく、自分がどうしたいのかという気持ちを大切にしよう。
役に立つことかどうかとか、得をするか損をするかということではなくて、自分が好きだと思うこと、楽しいと思うこと、面白いと思うことをやってみよう。
あなたは、これまで他人の評価や人目が気になり、自分がやってみたいと思ったことをやらずに、人から評価されることをやってきたのかもしれません。
けれどこれからは、自分の感情と向き合い、その気持ちを大切にしてほしいのです。
〇〇さんの方が私より出来るとか、人に笑われるかもしれないとか、やっても意味がないとか、余計なことは考えずにやってみよう。
あなたは、自分が好きだと思うこと、楽しいと思うことを自由に選んでもいいし、自分でやりたいと思ったことをやってもいいんだ。
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