自分の事を信じるって難しいことなのかもしれません。
自分を信じたくても、信じられないと思う人もいるでしょう。
過去に失敗したこと、人に酷いことを言われたこと、人に裏切られたことを思いだして、信じたくても信じられないと感じてしまう。
「だって、あのとき失敗したから…」
「だって、あんなこと言われるのは、私がダメな人間だからでしょ…」
「だって、あのとき裏切られたのは、私に魅力がないからでしょ…」
こんなふうに考えて、ダメだと思う自分の証拠が頭をよぎる。
こんなダメな人間を信じるなんて無理だし、「どうせ私には無理なんだよ」って諦めてしまいたくなるんだよね。
自分がダメだと思う証拠を頭の中にいっぱい集めて「こうだから無理なんだよ!」って自分を説得しようとさえするかもしれません。
だけど、自分に自信がないこれまでの人生は生きづらかったし、自分の事を信じたい気持ちがないわけじゃないんだよね。
だったら、自分を信じる覚悟を決めよう。
あなたが、本気で自分を信じると決めたときが、自分を信じるための最初の一歩です。
周囲の人から自分がどう思われたっていいじゃないですか。
人生で間違えたことがあったっていいじゃないですか。
誇れる自分じゃなくったっていいじゃないですか。
条件が整ったら信じようなんて考えていたら、いつまでたっても自分を信じることはできないよ。
みっともない自分があっても、カッコ悪い自分があっても、嫌なところがある自分があっても、それでも自分のことを信じてあげよう。
あなたはこれまで、自分のことをダメだダメだと思ってきたかもしれないけれど、これからは自分の魅力のことをもっと考えてみよう。
他の人の方がここが優れているとか、あの人の方が可愛い(カッコイイ)とか、周囲の人の良いところと自分を比べたりするんじゃなくて、自分の魅力のことについて考えて欲しいんだ。
「私は私」「あの人はあの人」と考えて、自分の短所に注目するのではなく自分の長所や魅力を活かすことを考えてみる。
あなたは今のままでも魅力的だし沢山の長所があるけれど、自分の事を否定して忘れてしまっているだけなんだ。
自分の事が好きになるために、自分を信じるために、自分の魅力や長所を思い出してみよう。
自分の事を雑に扱ってしまうと、自分に自信が持つことはできません。
自分がやりたいと思っていることを、似合わないとか、失敗するかもとか、お金がかかるとか言ってやらないのは、自分の事を雑に扱っているといえるかもしれません。
すべての「やりたいこと」を自分の思い通りにはできないかもしれないけれど、今の自分にできることならやってあげてもいいと思うんだ。
それは、美味しいランチが食べたいということかもしれないし、海外へ旅行することかもしれないし、お風呂上りにビールを飲むことかもしれません。
自分がやりたいと思うことを禁止したりしないで、自分を大切にするために「やりたいこと」をやってみようよ。
自分の事を信じるって難しいことなのかもしれません。
自分を信じたいけど信じられないと思う人もいるでしょう。
けれど、理想の自分じゃないからといって自分の事を否定しなくてもいいと思うのです。
あなたが、本気で自分を信じると決めたときが、自分を信じるための最初の一歩です。
みっともない自分があっても、カッコ悪い自分があっても、嫌なところがある自分があっても、それでもあなたは魅力的な人だから。
忘れていた自分の魅力を思い出して、自分を活かすことを考えよう。
自分の魅力を引き出すためには、自分のやりたいことをやってみるのもいいでしょう。
どんな人でも、我慢ばかりしていたらストレスが溜まってしまいます。
魅力的な人でも不貞腐れたりイライラしていたら、その魅力も半減してしまうでしょう。
ときには我慢も必要ですが、自分の気持ちに素直になることが自分を魅力的にする一つの方法だと思うのです。
すぐには出来ないかもしれないけれど、自分を信じるために出来ることから始めてみよう。
大事なことは自分の事を大切にすること
すぐに出来ない自分を責めるのではなく、自分のペースで一歩一歩やっていけばいいんだ。
自信を取り戻すには自分を大切に扱うことが大事
自分を好きになることに条件を付ける人がいます。
勉強ができるようになったら、職場で出世したら、誰からも好かれるようになったら、自分の事を好きになれると思っている。
この条件が満たされていないと、自分を好きになってはいけないとさえ思っている。
理想の自分になっていないのに、自分の事を許したり好きになったりするなんて甘えているとさえ思っている。
そして、ここに苦しみが湧いてくる。
「こうじゃないと駄目」「こうあるべき」という理想の自分像があり、この条件を満たせない自分は許せないから、自分の事を執拗に責めたりする。
「どうしてできないんだ?」「こんなことも出来ないなんて、なんてダメな人間なんだ」「あの人は出来るのに私には出来ない…」今の自分の立ち位置や能力を無視して理想の自分を追い求め、出来なければ自分の事を執拗にいじめてしまう。
将来の理想像のことばかり考えて、今の自分には無関心だったりする。
自分のダメだと思うところを許す
今のそのままの自分で十分に素晴らしい人間なのですから、そのままの自分を受け入れてもいいのです。
完璧な人間なんていないのですから、出来ないことがあるのは当然のことです。
人によって得手不得手があるのですから、誰かと比べることにも意味はありません。
今の自分を許して好きになっていくことで、自信をもって楽しく生きられるようになると思うのです。
小さな成功体験をかさねる
いつも上手くいかないと思い自分の事を責めていては、どんな人でも辛いと思うでしょう。自分の事を認めていくことが出来れば、そもそも問題がないことに気づき自分に優しくなれるのです。
小さなことでも自分を褒めていくことで、小さな成功体験をかさねていけば自信をもつことが出来るようになります。
どんなことでもいいのです。
普段やることでも「いつも良くやってて偉いなぁ」といって褒めてあげる。
いままでは自分に厳しく接することで、自分をいじめるようなことをして辛い思いをしてきた。
けれど、これからは自分の事を褒めてあげましょう。
そうすれば、楽しい気持ちに自分をのせていくことが出来るようになるでしょう。
おわりに
厳しく接しないと怠けてしまい、将来が大変なことになると怖くなることってありますよね。
けれど、自分で自分のことを憂鬱になるほど責め続けることはやめた方がいいと思うのです。
もっと自分に自信を持っても良いし、もっと自分のことを好きになっても良いんだ。努力することと自分を追い詰めることは違うのだから、必要以上に苦労をかってでる必要はない。
自分を磨くことと自分を好きになることは両立しても良いのだから、自分の事を許したり褒めたりすることに条件を付けなくてもいい。
もっと人生を楽しんでもいい。
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