僕達はそのときどきで、楽しい気分になったり機嫌が悪くなってイライラしたりと、感情に振り回されてしまうところがありますよね。
ことあるごとに不機嫌になって、家族や友人に八つ当たりしてしまい自己嫌悪に陥ることもあるかもしれません。
自分のことなのに大好きな人に八つ当たりしてしまって、迷惑をかけてしまったと思うこともあるでしょう。
だから、嫌な気分からなかなか抜け出せなくてイライラしてしまう自分が「恥ずかしい」し、そんな姿を人に見られると思うと「みっともない」って思ったりするんだよね。
あなたは、自分にどうしてあげたら機嫌がよくなると思いますか?
あなたは、八つ当たりする人にどうして欲しいと思っていますか?
あなたは、いい大人なんだからと思って我慢していることは無いですか?
自分が嬉しいと思うことや楽しいと思うことを自分にしてあげよう。
それは、誰かに自分のことをわかって欲しいということかもしれないし、かまって欲しいと思うことかもしれないし、何かに夢中になってみたいということかもしれません。
不機嫌な自分が許せないとか、みっともないと思っていると、自分の機嫌を取ってあげるどころか、ますます不機嫌になってしまうと思うんです。
そうではなくて、自分が本当にやって欲しい思うことを自分にやってあげるといいと思うんだ。
この年齢でかまって欲しいなんて言えない…
どうせ自分の気持ちなんて理解してもらえないよ…
今更これがしたいなんて言ったらバカにされるに決まってる…
こんなふうに考えて、自分で自分に「やってみたいこと」や「やって欲しいこと」を禁止していませんか?
だれにも禁止されてなんていないのに、自分でダメだと思って本当の気持ちを表現することを諦めていませんか?
どんな人間だって、我慢ばかりの人生だったら不機嫌にもなるよ。
しかたないじゃない我慢してるんだから。
もう、そうやって自分の気持ちを抑え込んでしまうのはやめよう。
もう、そうやって不機嫌という形を使って表現するのはやめよう。
あなたが笑顔でいてくれたら、きっと大好きな人も喜んでくれると思うんだ。
あなたが満たされた気持ちになったときに、これまでのように不機嫌でいることはできないと思うんです。
だから、自分の機嫌をよくするために、みんなを笑顔にするために、自分が本当にやって欲しいと思うことを自分にやってあげよう。
あなたは、もっと自分に優しくなってもいいし、自分の本当の気持ちを表現したらいいと思うんだ。
内気な性格だと、不当な扱いを受けたり、NOと言うべきときになかなか言い出せないことってありますよね。
フジモフも内気な性格で、グッと言葉を飲み込んでしまったこともあります。
私が我慢すれば場の空気が悪くなることもないし、相手に嫌われることもないと思って我慢しちゃうんですよね。
NOと言うべきときに自分の気持ちを無視して、相手の主張を受け入れてしまう。
これは、最も大切な自分のことを馬鹿にしている行為だと思うのです。
自分のことよりも他人のことを優先して、自分は我慢してストレスを溜めてしまう。
これでは生きづらいし、何より自分に自信が持てなくなり、「誰もわかってくれない」と周囲の人も嫌いになってしまうかもしれません。
内気でNOと言い出せないという人は、小さなことからでいいから自己主張を始めてみませんか?
フジモフが外食をしたときに、店員さんが注文を間違えて持ってきたことがあります。
フジモフの注文はかつ丼定食だったんですが、どこで間違えたのか店員さんが持ってきたのはうどん定食でした。
昔のフジモフなら、お腹に入れば皆同じということで店員さんに何も言わずに食べて帰ったかもしれません。
フジモフがうどん定食を食べれば間違えた店員さんは怒られなくても済みますし、注文したものと違うと店員さんに言って変な空気にならないともかぎりません。
ようするに面倒くさいわけですが、ここで言わないと気持ちがモヤモヤしたり、不機嫌になって二度とそのお店には行きたくない気持ちになると思ったので、取り替えてくださいと言ったんですね。
店員さんは快く引き受けて下さり、アツアツの美味しいかつ丼定食にありつけました。
内気な性格で自己主張をすることに罪悪感を持つ人は、なかなかこれが言えなかったりするんですよね。
そして、二度とあのお店に行くもんかとイライラしたり、1日モヤモヤした気分で過ごしたりする。
逆に言うと、自己主張はこうした気持ちを回避するためにも有効なんですよね。
自分が我慢して「あのお店は許せん!」「あいつは許せん!」と思うよりも、面倒くさがらずに「よっこらせ」と重い腰を上げて自己主張してみませんか?
もちろん、言い方は気を付ける必要があると思います。
どんな人でも、頭ごなしに怒られたら素直に謝るよりも反発したくなる気持ちが湧いてくるものです。
冷静に出来れば笑顔で言えるといいですね。
それが出来たら苦労はしないよと言う人は、大きな問題から取り掛かるのではなく、小さなことから始めてみるといいかもしれません。
マクドナルドで注文するときに、ピクルス抜きでお願いしますと言うのでもいい。
あなたが「これなら出来るかな?」と思えるようなことから始めてみればいいんですよ。
そうやって慣れていけば、やがて大きな問題にも自然と自己主張が出来るようになると思うのです。
あなたも自己主張の一歩を踏み出してみませんか?
僕達は、嫌な気持ちになることをクヨクヨと考えて眠れなくなることがありますよね。
明日から仕事だけど、昨日のように怒られたりしないだろうか?
不況の中で仕事も減ってきているし、これから食べていけるんだろうか?
あんなこと言って怒らせちゃったし、明日は顔を合わせたくないな・・・
こんなことを考えながら嫌な気持ちになってしまい、なかなか寝付けなかったりする。
誰だって不安になることを考えることがあると思いますが、眠れなくなるくらい嫌な気持ちになることを考えても楽しいことなんてありません。
そんなことよりも、楽しいことを考えて嫌な気持ちからおさらばした方が寝つきもよくなると思うのです。
不安な気持ちや嫌な気持ちになることを考えるのは、心配した状況にならないように自分を守るメリットがあります。
例えば、不況の中で仕事も減ってきているし、これから食べていけるんだろうか?と心配したら、他の仕事を探そうとするかもしれませんし、もっと勉強するなど仕事との向き合いかたを変えたりすることもあるでしょう。
嫌なことを考えてしまうのは不機嫌になるだけではなく、心配事を回避しようとするメリットも少なからずあるんだよね。
けれども、「明日から仕事だけど、昨日のように怒られたりしないだろうか?」と考えて過ぎて寝付けなくなることがあるように、嫌なことばかり考えてしまうのは自分を辛い気持ちにしまうことにもつながるんだよね。
人生は良いことばかりではないけれど、悪いことばかりでもありません。
いろいろ心配事もあるでしょうが、意識を自分が楽しいと思う方に向けることって大切なことなんだ。
辛いときに嫌なことばかり目を向けるのではなく、楽しいことにも目を向けよう。
宝くじの一等が当たったら何を買おうかとアレコレ欲しいもの考えめぐらすだけで幸せにな気分になることがありますよね。
人によっては、憧れのあの人と付き合えたら、どうなるんだろうかと想像したり、テレビで紹介されていた料理はどんな味だろうかと想像することで幸せな気分になるという人もいるでしょう。
僕達は、現実に起きていることではなくても、宝くじが当たったら何をする?と親しい人と話したり、想像するだけでも幸せな気持ちになったりするんですね。
嫌なことを考えていたら眠れなくなるくらい辛くなるけれども、楽しいことを考えていたら、現実に起きているかどうかにかかわらず幸せな気持ちになることが出来るんです。
自分の気分が良くなることを考えることって、それだけ幸せな時間を増やすことにもつながるんですね。
どうぜダメだろうとか、上手くいかないなとか、気分が落ち込むようなことばかり考えていては元気も出ないでしょう。
元気がなければ、新しく何かを始めようとしたり、トラブルや問題を解決しようとするエネルギーが不足するかもしれません。
嫌なことばかり考えて、元気がなくて何をするにも億劫だとなれば、問題があっても後回しにしてしまったり、人生を十分に楽しむことが出来なくなったりするんですね。
自分が楽しいと思うことや嬉しいと思うことを想像すると、元気が出てきて気分も明るくなってきます。
何かの目標に向かって頑張っている人は、自分が既に目標を達成している状況を想像するのもいいでしょう。
目標を達成して成功したら、こんなふうになっていたらいいなと想像するだけでワクワクしたりする。
ワクワクした気持ちが、あなたの努力を後押しして将来の成果となって表れることもあるんですから、楽しいことを考えるって良いことばかりですよね。
ネガティブな考えは自分を暗い気持ちにしてしまいますが、楽しい想像は自分を明るい気持ちにしてくれます。
あなたは、どちらのことを考えていたいですか?
暗い気持ちになる方じゃないですよね?
嫌なことなんて考えていないで、楽しいことだけ考えたらいいんだよ。