仕事は自分が幸せになるためにやろう

あなたは、自分が何のために働いていると考えていますか?

家族を養うために働くという人もいれば、働くことが人生の生きがいという人もいるでしょうし、欲しいものを手に入れるためという人もいれば、自分の能力を発揮して社会貢献するために働いているという人もいるでしょう。

働くことは「自分が幸せになる」「人生を楽しむ」ために大切なことですから、辛いことがあるなかでも楽しんで働きたいものですよね。

けれど、世の中には「働きたくない」「働くことが辛い」「仕事から逃げたい」と考えて、仕事に対してネガティブに捉えている人もいます。

仕事が辛いのは当たり前、みんなが嫌がることをするから収入を得ることができるのだから、嫌なことがあっても我慢することが当然だと思う人もいるでしょう。

たしかに仕事は楽しいことばかりではないですし、嫌なことや、悔しいことや、ときには泣きたくなるような辛いことだってありますもんね。

仕事が辛いのは当たり前?

仕事が辛いのは当たり前、みんなが嫌がることをするから収入を得ることができるのだから、嫌なことがあっても我慢するのは当然のことだ。

こんなふうに「仕事っていうのは、辛いものなんだ」と先輩や両親から教えられてきた人も多いでしょう。

辛いことを我慢するから収入が入って安定した生活ができる。

辛いことがあっても我慢しなくてはいけないんだ。

仕事は楽な事ばかりではありませんから、言っていることは間違ってはいないんです。

物事を継続していくためには自制しなくてはいけない場面もありますから、辛いことから逃げていくだけでは安定した生活にはなりません。

けれども、そんなふうに教えられてきたら、社会に出て働いて生活するって、そんなに辛いことなのかと、働くことが怖くなってしまう人もいるんじゃないでしょうか?

また、現状が辛くても「みんな我慢している」んだからと、本当に辛い状況でも我慢し続けて病気になった人もいるでしょう。

仕事ってそうなに辛いものにしなくてはいけないのでしょうか?

仕事って辛いと感じるのは当たり前で、みんなが嫌がることを嫌々我慢しなくてはいけないのでしょうか?

仕事が辛くてしょうがないという人は、もっと肩の力を抜いたほうがいいのかもしれません。

人に頼ったり、自分の得意なことで貢献しようとしたり、何でも完璧にしようとし過ぎないことを意識した方がいいのかもしれません。

仕事をしていれば辛い事も確かにありますが、あなたを幸せにする要素もあります

そんなに真面目に考えて、仕事を辛いものにしないで欲しいなと思うのです。

仕事は辛くて当たり前?

いいえ。

仕事は辛い事もあるけれど、自分が幸せになるために必要な事でもあるんだ。

仕事にポジティブなイメージを持つ

僕達は、夢中になれるものや好きなことなら苦も無く頑張れますよね。

興味がない人からすると「そこまでやらなくても」と感じるようなことでも、自分の好きなことなら何時間だって頑張ることが出来たりする。

あるいは、目標に向かって前向きに取り組めているときは、辛いことでも「ここで頑張れば目標に一歩近づける」と頑張れるという事もあるでしょう。

これは仕事でも同じで、仕事を生きがいと感じている人には辛いことがあっても頑張れたりするんだよね。

もちろん、仕事ですから辛いこともあるけれど、自分の仕事が人の役に立っていると思えば「自分の存在意義」や「やりがい」を感じるという人もいるでしょう。

働くことへネガティブなイメージを持っている人は多いかもしれませんが、捉え方次第では辛くはあっても頑張ろうと思える感情が湧くこともあるんですね。

仕事に対してポジティブなイメージを持つことって大事なことなんです。

「仕事が辛いのは当たり前なのだから我慢して当然だ」と自分の気持ちを抑え込もうとしていては、嫌なことを無理やり強制しようとしているわけですから、「働きたくない」「働くことが辛い」となってしまいます。

物事を継続していくためには自制しなくてはいけない場面もありますが、辛いことを我慢して当然と考えて嫌なことばかりしていたら、誰だって続けるのがシンドイと感じるし我慢なんてやってられませんよ。

仕事を続けるためには、自制するだけでは足りないんですね。

僕達は、自分の考えと周囲にいる人が同じ考え方をしていると思いがちですが、仕事に対する捉え方ひとつをとっても皆違います。

仕事を生きがいとしている人からすると「仕事は辛くても我慢して当然」という言葉は、嫌で嫌でしょうがないことを我慢しているのではなく、嫌なこともあるけど「やりがい」を持って努力をしているんだ。

家族を養うために働く

仕事をする目的のひとつに収入が得られるということもありますよね。

社会で生活をするうえでお金は必要なものですし、欲しいものを手に入れたり、家族を養い安定した生活をおくるためにもお金は必要です。

働いて収入を得ることで家族の食事の心配(食べるものがないなど)もしないですみますし、子供の教育を受けさせてあげることができますし、何より家族に無用な心配をさせないですみますから精神的にも楽になれます。

働いて収入を得ることで家族みんなが笑顔で暮らせるのだから、自分も幸せな気持ちになれますし、「頑張ってよかった」と思えて人生を楽しむ余裕を持つことができるんですね。

家族のために働くって幸せなこと。

みんなが笑顔で暮らせるようになるのだから、こんなに幸せなことはないと思うのです。

けれど、収入を得ることばかり気にしすぎて「自分が幸せ」になることを忘れてしまったら本末転倒です。

働いて収入を得ることは自分が幸せになるためにも必要なことですが、収入を得るために頑張り過ぎて体を壊してしまっては元も子もありません。

働いて収入を得ることは大切なことですが、収入を得ることが目的ではないんですね。

働いて収入を得た後に「欲しいものを手に入れる」とか「家族が安心して暮らせる」というような、「頑張ってよかったな」と思えることが自分の幸せに繋がるんだ。

仕事は人の役に立てるもの

誰かの役に立てるって嬉しいものだと思うんです。

些細な事でも人の役に立つことができて「ありがとう」と言われたら、あなただって嬉しい気持ちになるでしょ?

仕事って誰かの役に立つことで仕事として成り立っているわけですから、ある意味もっとも身近で人の役に立てる場所とも言えます。

自分がしている仕事が、どんな人の役に立っているのか?

そのことを具体的にイメージしてみると、今よりもっと仕事にやりがいや誇りを持てるようになるかもしれません。

あなたが、仕事をしていくことで喜んでいる人がいて、そのことにやりがちを感じる。

これもひとつの幸せなのではないでしょうか?

夢や目標を持つ

仕事は、収入を得る事や誰かの役に立つだけではなく、夢や目標になる事もありますよね。

プロ野球選手やプロゴルファーといったプロスポーツ選手などは分かりやすい事例の一つかもしれません。

幼い頃から看護師や警察官になりたくて、一生懸命に努力して夢を実現したという人もいるでしょう。

あるいは、YouTuberや経営者になりたいなど、今まさに夢へ向かって努力している人もいるかもしれません。

夢を追いかけたり目標に向かって努力する。

ワクワク・ドキドキする刺激のある毎日は、幸せの一つといえいるのではないでしょうか。

夢や目標を持つ人生はプロスポーツ選手といった一部の人だけではありません。

会社員として目標を持って会社に貢献しようとするのも、夢や目標を持つ人生と言えるでしょう。

あなたが働いている職場では、どんな目標を持って働けそうですか?

出世することでしょうか?

憧れの先輩に一歩でも近づくことでしょうか?

あなたにあった目標や夢を目指してみよう。

主体的に仕事をする

仕事が辛いと感じる考え方の一つに、仕事を「やらされている」という考え方です。

誰だって不本意なことを他人からやらされていたら嫌な気持ちにしかなりませんから、仕事を「やらされている」と思うと辛くなってしまうんですね。

仕事は人の役に立てるものでもお伝えしましたが、仕事をする上で幸せを感じるには「やりがい」や「誇り」を持つことが大事です。

仕事をしていれば上司から不本意な命令があったり、顧客から無茶なことを言われてイライラする事もあるでしょうから、実際に「やらされる」場面もあるでしょうが、そこは自分でコントロールできることではないので深く考えない方がいい。

大事なのは自分でコントロール出来る範囲については、主体的に仕事に取り組むということなんですね。

主体的に仕事に取り組む姿勢は、周囲の人に「あいつ最近やる気が漲っているな」とポジティブな印象を与えますし、なによりやっている本人の気持ちがのってきます。

次の仕事はこんなふうにしてみよう、あの仕事はこんなふうにしてみたらどうだろうか、こんなふうに主体的に仕事に取り組むことによって、仕事にやりがいを感じるようになるんですね。

主体的に仕事をするって大事なこと。

今日も仕事を「やらされた」なんて思わないで仕事を楽しんでみよう。

幸せな生活とは?

幸せな生活とは何でしょうか?

人それぞれ幸せの考え方は違うでしょうから、一概にこうだとは言えないかもしれません。

一つだけ言えるのは、仕事が辛いだけだと継続していくのは難しいですし、仕事が続かなと安定した生活からは離れてしまう可能性があるということです。

仕事が辛いと思っていると仕事に行くことすら嫌になってしまいますが、その裏には「頑張ってよかった」と思える幸せもあります。

仕事をするというのは不幸な気持ちになることではなくて、幸せになるための一つの方法なんですね。

この記事では、仕事をする上でこんな幸せを感じる方法があるんだとお伝えしてきました。

仕事は良い事や楽しい事ばかりじゃないですが、そんな嫌なところだけに目を向けないで、良いことにも目を向けて欲しいなと思うのです。

あなたは、嫌なことを我慢して無理矢理続けているんじゃなくて、自分の幸せのために働いているんです。

それは、家族を養うためだったり、欲しかった商品を手にするためだったり、働くことで人の役に立つことだったり、理由は人それぞれ様々なものがありますが、あなたが幸せな気持ちになることや頑張る要素があるんです。

だから、仕事が辛いのは当たり前、みんなが嫌がることをするから収入を得ることができるなんて悲しいことを言わないで、自分が幸せになるために頑張ろう。

仕事は、自分が幸せになるためにあるんだから。

仕事が辛くて仕方がないと感じる人は、こちらの記事も参考になるかもしれません。

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