メンタルが強い人になろうとしなくてもいい




あなたは、ことあるごとに自分の弱さを否定して「メンタルの強い人間になりたい」と思っていませんか?

何事もイライラすることなく涼しい顔で受け流したり、やるべきことを甘えたことを言わずにキッチリこなせたり、嫌なことでもポーカーフェイスで出来るような心の強い人になりたいと思ったりする。

けれど、そんなに我慢ばかり自分に強いる人生は本当に自分のためになるのでしょうか?

ときには我慢も必要ですが、もっと自分に優しくしてあげてもいいと思うのです。

今日は、自分の弱さを否定して辛い気持ちになっている人のことについて考えてみたいと思います。


メンタルの強い人と弱い人

僕達は、世の中には心の強い人と弱い人がいて、メンタルが弱い人は些細なことでもショックを受けて引きずってしまうけど、メンタルが強い人はどんなことにも動じない心があると思いがちです。

世間一般的な価値観では心が弱いことは悪いことで強いことが良いとされがちですから、悲しいことや辛いことがあったときに、なかなか気持ちを切り替えられない自分を「弱い人間」だと責めてしまうこともあるでしょう。

けれど、同じ状況になっても悲しみや苦しさは人それぞれ違うものですから、本当は「心が強い」とか「弱い」という考え方は的外れなのかもしれません。

コップの半分まで入った水を「まだ半分ある」と思う人がいれば、「あと半分しかない」と思う人がいるように、あなたが強いと思っている人はあなたと同じように悲しいと思っているとは限らないんだよね。

そうでありながら「弱い・強い」という基準で、自分の感情をジャッジするのは自分を不幸にしてしまう考え方なのではないでしょうか?


自然と湧いてきた感情に良いも悪いもありません。

大切なのは人より我慢が出来ることでも、感情を抑え込むことでもなくて、自分の素直な感情を受け入れ許してあげることなんだ。

僕達は、「涙を見せるのは恥ずかしい」とか「いつまでも悲しんでも仕方がない」と考えて自分の感情を抑えてしまいがちですが、感情は自分の意志で抑え込むことは出来ません。

むしろ、抑え込んでしまおうとすればするほど心に感情が溜まっていき、辛い気持ちを強くしてしまうこともあるでしょう。

だから、悲しいことがあったときは自分の感情を抑え込もうとしないで、悲しい気持ちを素直に感じて寄り添ってあげることが大切なんですね。

「そんなに悲しいと思っているんだね」「それは辛かったね」と友人の相談に乗ってあげるように寄り添ってあげる。

辛い気持ちを誰かに聞いてもらうことで気持ちがスッと軽くなるように、自分で自分に寄り添ってあげることで気持ちが楽になります。

悲しい気持ちからいつ立ち直るかは人によって違っていいのだから、辛い気持ちに寄り添ってあげよう。


人の言うことを真に受けない

「そんな気持ちの持ちようでどうするんだ」とか「甘い考えだ」とか、何かをキッカケに「自分の心が弱い」と感じさせるような事を人に言われてしまうこともあるかもしれません。

誰だって他人に酷いことを言われたら落ち込んでしまいますから、「心を強くしないと」「変わらないと」と自分を責めてしまうこともあるでしょう。

あるいは、いつまでも他人に言われたことを引きずってしまうのは、自分の心が弱いからだと思う人もいるかもしれません。

けれど、あなたををどう感じるかは相手の価値観次第ですから、会う人みんなの価値観に合わせた人間になるなんてどんな人にだって出来るものではありません。

あの人がこう言った、他の人からはこう言われたと真に受けていたら、どうしたって人の言うことに振り回されてしまいます。

世の中に完璧な人間がいないように、みんなが納得するような立派な人である必要はありません。

人の評価も相手の主観によるものでしかないのだから、指摘を受けて反省すべき点もあるかもしれませんが、無理に自分を変えてしまおうとしなくてもいいんだ。

「人は人、自分は自分」と考えて、「私はこれでいい」と自分のことを受け入れてあげよう。


続かない人はメンタルが弱い人?

何をやっても続かない自分を弱い人間だと思うこともあるかもしれません。

通信教育を受けても三日坊主だったり、新しい趣味を見つけようとしてもすぐに飽きてしまったりすることもあるでしょう。

世間一般的な価値観では継続することが大事で、続かないことはダメなことだと言われがちですから、そう思ってしまうのも仕方がないことかもしれません。

けれど、何かを始めてもすぐに飽きてしまうというのは、見方を変えれば色んなことに興味を持てるということでもあります。

1つのことに集中して積み上げていくことも大事ですが、浅く広く知ることも同じように大切なことではないでしょうか?

こっちが良くてあっちが悪いということではなく、それぞれの特徴が違うということなんだよね。

大切なのは自分の特徴を知って活かしてあげること。

自己否定からは何も生まれないんだ。

また、嫌いなことや苦手なことを無理に頑張ろうとして続かないという人もいるでしょう。

同じことをしていても、Aさんは楽しくできるけど、Bさんは辛くて仕方がないというように、傍目から見たら何が楽しいのかわからないということでも、本人にとっては楽しくて仕方がないということもあります。

他の人も頑張っているんだからと考えて無理に嫌いなことをやったり、苦手なことをばかり自分に強いていたら、誰だって嫌になって続かないのは当然の結果ではないでしょうか?

自分のやりたいことだけをやるというわけにもいかないかもしれませんが、自分のやりたいことを自分にやってあげることも大切なことなんだよね。


おわりに

心が強い弱いという基準で自分を評価しようとすると、上手くいかないことがあると自分の心の弱さを責めてしまいがちです。

けれど、大事なのは「他人がどう思うか?」ではなく「自分がどう感じているか」ですから、自分の気持ちを汲み取り理解してあげようとすることが大切なんですね。

感情に良し悪しはありませんから、自然と湧いてきた感情を良いとか悪いとかジャッジするのではなく、親しい人の相談に乗ってあげるように自分の気持ちに寄り添い受け入れてあげよう。

自分の批判者になっても辛いだけだから、理解して応援してくれるような友達になってあげるといいのではないでしょうか?





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