上手くいっている人は、辛い努力なんてしていない

僕達は、努力は苦しいもので、この難局を頑張って乗り越えたら素晴らしい未来が待っているんだと思いがちです。

辛くとも一生懸命に努力すれば結果が出てくるし、我慢すれば誰にも嫌われることもなく、いつか認めてもらえるだろうと思ったりする。

たしかに、人生には我慢や努力が必要なこともあるのですが、苦しい努力は辛くて仕方ないんだよね。

こういうときって、「みんなも頑張っているんだから」「みんなも同じように苦しいのだから」と思って、周囲の人が自分と同じように自分も苦しい努力をするべきだと思いがちです。

けれど、あなたが必死になってしている努力は、本当にみんな同じように苦しいものなのでしょうか?

僕達は、同じ人間であっても、友達であっても、家族であっても、それぞれに考え方や、価値観が違っているものです。

同じ状況であっても、同じような環境であっても、苦しいと感じる人もいれば、楽しいと思う人もいるんだよね。

そうでありながら、自分に苦しい努力を強いるのは、苦手なことを無理に頑張ろうとするような間違った努力なのかもしれません。

努力には、大きく二つに分けると苦しい努力と楽しい努力があるものです。

自分の好きなことや、楽しいことは、周囲に何も言われなくても自主的に上達したいと思って練習や勉強をしたり、「何がそんなに楽しいんだ」と周囲に呆れられても、やめられずにやってしまったりする。

僕達は、苦労を乗り越えたらいいことがあると考え、努力は辛いものと思いがちですが、本当は苦しい努力の他に楽しい努力もあるんだよね。

あなたが今している努力は、気持ちの余裕がなくなるような苦しいものですか?

それとも、誰にも言われなくても、ついやってしまうような楽しいものでしょうか?

もしも、今のあなたが結果を出そうと苦しい努力を必死にしているのなら、苦手なことを無理に克服しようとしたり、一人ではとても出来ないようなことを自分ひとりでなんとかしようとするような、間違った努力をしているのかもしれません。

もちろん、それでも結果が出ることもあるし、人生では努力することも大切なことですが、毎日が辛くて苦しいものになって継続することを難しく感じることでしょう。

あなたは、苦しい努力を必死になって頑張るけれど、継続することが出来ずに「何をやっても中途半端」「我慢が出来ない」と自分のことを責めていませんか?

間違った努力を自分に強いた挙句に自分を否定するなんて、そんなの自分が可哀そうだよ。

そんな努力は、やってはいけないんだ。

上手くいっている人は、苦しい努力を必死になってやったりしないんです。

自分の得意なことや苦手なことを知って、得意なことや好きなことで楽しみながら努力をしているんだ。

あなたが、楽しいことをしているときは、「もっと上手になりたい!」「今度はこうしてみよう!」と気持ちがイキイキしてきますよね。

これが、苦しい努力になると 「嫌でもやらなきゃ」「もっと頑張らないと」と考えてどんどん苦しくなって、心も身体もクタクタになってしまいます。

同じ努力でも、苦しい努力は自分から活力を奪って辛い人生になってしまうんだよね。

努力は大切なことですが、自分にとって辛くて仕方ない努力を強いるのではなく、楽しい努力が出来るように出来ることから始めよう。

それが、自分らしく生きるための1つの方法だと思うのです。

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