逃げる事は悪いことで卑怯なことだと思っている人は多いかもしれません。
何もしなければ成果は出ないのだから、逃げてばかりじゃダメだという意見もあるでしょう。
逃げるのは、人に迷惑をかける最悪の行動だと言う人もいるかもしれません。
けれども、この意見の中には、どうして逃げたくなったのかという事が考慮されていません。
人生には、一人では立ち向かえずに逃げるしか選択肢がないときもあります。
そうでありながら、逃げてはいけないと我慢していては、酷い時には病気になってしまうかもしれません。
逃げるって後ろ向きなイメージがあるかもしれないけれど、自分を守るために必要なことだってあるんです。
僕たちは、自分のことを守るために逃げることも必要なときがあります。
職場でパワハラにあうとか、学校でいじめにあうとか、一人では乗り越えらないことが人生に突然起こることだってあるんだ。
そういうときに、必死になって我慢してもパワハラやいじめがおさまるどころか、エスカレートすることも多い。
こういうときって、被害にあってる人はパワハラする上司も、イジメをする同級生も、いつかわかってくれると我慢しがちですが、本人に罪の意識がない場合が多いんだよね。
むしろ、イライラさせるアイツが悪いと、自分が被害者のように思っていることも多いんです。
被害にあってる人からすると理不尽だと思うかもしれないけれど、いつか罪の意識に耐えられずに、わかって貰える日がくると期待するのは、やめたほうがいい。

逃げないことより、自分を守ることが大事
あなたの尊厳を認めなかったり、馬鹿にするような人からは距離をおこう。
権力で嫌がらせをしたり、複数人で絡んできて太刀打ちできそうにないときは、全力で逃げよう。
嫌われたくないからと、無理に仲良くしようとするから不満が溜まるんだ。
不満が溜まるだけならまだしも、パワハラやいじめに耐え続けると病気になってしまうかもしれません。
病気になったからといって、パワハラをした人やいじめてきた人が、あなたの人生の責任を持ってくれるわけじゃありません。
自分を守るために、逃げることも大事なことなんだ。
パワハラやいじめにあった人は、自分の何が悪いんだろうと考えがえて、別人に変わろうとしがちです。
ですが、パワハラにあうのも、いじめられるのも、あなたに原因はありません。
いわば事故にあったようなもので、たまたま合わない組織に入っただけなんです。
会社に入社するのも、学校へいくのも、そこでどんな人間関係があるかなんて入って見なければわかりません。
だから、あなたが悪いわけじゃないんだよ。
ありのままの姿で良いとよと言ってくれる人が世の中には必ずいます。
自分はひとりだと絶望しないで、自分を愛してくれる人達を大事にしよう。