人生には、これから先どんな道を選んだらいいのか迷うことがありますよね。
親しい人に相談したり、インターネットで調べたりしながら色んな意見を見聞きしていくけれど、これといった決め手がなくて悩みは深まるばかり。
「自分にとって何が得で何が損なのか?」と調べてみても賛否両論があるし、あちらを立てればこちらが立たずといった具合で、どの意見にも決定打にかけるように感じる。
ああ…どうしたらいいんだろう!
こういうときの優柔不断な自分が嫌になる。
もっと、決断力があればササっと決められて、こんなに悩むこともないのにと思ったりする。
けれども、すぐに決められないのは当然なことかもしれません。
あなたが、それだけ思い悩んでしまうのは、すぐには決められないくらいに大きな問題だから。
人生の選択は明らかな正解があるわけでは無いのだから、最後は自分がどうしたいのかということが鍵になるのかもしれません。
僕達は、何かを成し遂げようとするときは努力が必要ですから、頑張って、頑張ってといった具合に苦労が多い道を選びがちです。
自分が成果を出すためには何をしたらいいだろう?と色々調べていくうちに、自分にあっているかどうかはそっちのけで、あれをした方がいい、これをした方がいいと苦しい努力を選んでいくんですね。
こういうときに忘れがちなのは、何かを成し遂げようと思った動機です。
お金が欲しいとか、自由に働けるようになりたいとか、それぞれで理由は違うかもしれませんが、突き詰めていくと幸せになりたいということではないでしょうか?
幸せになりたい筈なのに自分から苦労する道ばかり選んでいては、いつまでたっても幸せにはなれません。
幸せになるためにはどんな方法があるのか、もう一度考えてみよう。
考えてみても、自分がどうしたらいいのかわからないという人は多いと思います。
そういうときは、明日が楽しみになったり、ワクワクする道を選んだらいい。
自分がやろうとすることで、明日が楽しみになったりワクワクするのは、それだけ興味があったり好きなことだから。
損得や条件で決めるのではなくて、自分がどうしたいのかという気持ちを大切にする。
長い目で見れば、自分の気持ちを大切にした方が努力を継続させることができますし、なにより頑張っていても辛くありません。
もちろん、全てのことが自分の興味のあることや好きなことである必要はありませんが、人生の選択を迷っているときは自分の気持ちも大切にして欲しいなと思うのです。
僕達は、人生の選択をするときに損得を基準に決めてしまいがちですが、自分の気持ちをお留守にすると後悔することも多いです。
例えば、仕事を選ぶときでも自分に向いているかどうかや、やってみたい仕事かどうかを考慮せずに条件だけで決めてしまえば、入社してみて失敗したと思うこともあるでしょう。
何かをしようとするときに、自分のことを無視していては上手くいかないんだよね。
だから、道に迷ったときは、苦労する道よりも明日が楽しみになる道を選んでみよう。