もしも、あなたが他人から悪口を言われているのなら、その人がどんな人なのか観察してみよう。
いつも幸せそうにしている人ですか?
誰からも尊敬されるような立派な人ですか?
おそらく、そんな立派な人なんかじゃなくて、嫌な人だなぁと感じるような一緒にいたくない人なんじゃないかなと思うのです。
心が満たされている人は、他人の悪口なんて言いません。
あなたが、人生で最も幸せだったときを思い出してみてください。
誰かが憎いとか、気に入らないとか言っていましたか?
きっと、幸せな気持ちでいっぱいで、その瞬間を噛み締めていたんじゃないかと思うのです。
人の悪口を言う人は幸せな人じゃないんです。
むしろ不幸な気持ちで、不満ばかり溜まっている人なんですね。
あなたが、悪口を言う人のことを観察して嫌な人だなと思ったのなら、その感覚は正しいものだと思う。
自分の気持ちに背かずに、その人から距離を取ろう。
あなたは、悪口を言う人のゴミ捨て場じゃないんだから、自己肯定感を下げるようなことを言う人を自分の近くに置いてはいけないんだ。
僕たちは、自分の悪口を言われ続けると「私が悪いのかな?」「何か間違っているのかな?」と思いがちですが、悪口を言う人に言いたくなる理由があるだけなんですね。
他人が悪口を言いたくなる理由なんて、あなたには1ミリも関係ない事だし、どうにかしてあげられることでもなんだから、さっさと離れたほうがいいの。
幸せな人っていうのは、自分が嫌だなと思う人とは運悪く出会っても深く関わろうとしないの。
それは、自分を傷つける環境に居続けることを、自分で選択したということになるから。
あなたが、不幸な気持ちでいたいというのなら、ずっと一緒にいてもいいですよ。
悪口を言う人とも事情があって仲良くしないといけないんですって言う人がいるけれど、自分を不幸にする人の側にいる事情なんてあるのかな?
もしかすると、その事情はどうしても守らなくてはいけない事情じゃないかもしれないよ?
あなたが正しいと思っていることは、本当は間違っているのかもしれないよ?
世の中で悪口を言われたことがないという人は、おそらくいないと思うのです。
どんなに立派な人でも、どんなに愛されて生きてきた人でも、嫉妬されることだってあるんだ。
僕たちは、自分が変われば悪口を言われなくなると思いがちだけれど、そうじゃないこともあるんですね。
だから、悪口を言われやしないかと心配しなくてもいいんです。
残念だけど、知らないだけで誰でも言われているから。
悪口なんて聞かなくていいんだよ。
そういう人からは、離れたらいいんだ。