何事も失敗しないすむならそれが一番いいのかもしれませんが、一度も失敗しないで人生を歩んでいける人なんていません。
失敗する事は誰にでもある事なんだから、自分のことを許せないなんて思わないで欲しいなと思うのです。
失敗したきは自分のことを責めてしまいたくなるかもしれませんが、大切なのは自分のことを批判する事ではありません。
失敗するには何かしら原因があるはずだから、それを改善していけばいいんですよ。
自分のことを責めることを反省と捉えている人もいますが、自己否定をしても状況は改善していきません。
反省して失敗を糧にすることと、自分を責めて自己否定する事は別なことなんです。
失敗したときの状況をもう一度思い出してみてください。
あなたは、失敗したときにどんなことを考えていましたか？
どんな方法でやったのでしょうか？
失敗するには何かしら原因があるはずだから、まずはそれを探してみましょう。
やり方が失敗しやすいような方法だったのでしょうか？
別のことを考えていて、今やっていることに集中できていなかったのでしょうか？
いずれにしても、失敗を繰り返さないために問題点を改善していくことが大事です。
「私がしっかりしていないからだ」とか「私に能力がないからだ」とか言って自分を責めてばかりいては、物事を改善していく事が難しくなってしまいます。
大事なのは失敗を繰り返さないことなんですから、自分のことを無闇に否定しなくてもいいんですね。
原因がわからないときは、人に相談してみるのもいいでしょう。
相談する人は「ぼけっとしているお前が悪い」というような人格を否定するようなことを言う人ではなく、「こうしたら失敗が少なくなるなど」建設的なことを言う人に相談しよう。
人格否定する人も悪気があって言っているわけではないのですが、失敗を繰り返さないためにも改善案が必要です。
「私がしっかりしていないからだ」とか「私に能力がないからだ」とか、人格を否定するようなことを考えても自信が持てなくなるだけなんですね。
経験が足りなくて実力が伴っていない状態なら練習すればいいし、やり方に問題があるなら改善していけばいい。
あなたにできることで、失敗を繰り返さないように努力したらいいんだ。
あなたは、失敗して自信をなくしてしまっているかもしれませんが、そんなに心配しなくても、ちゃんと出来る人なんです。
自分のことを、そんなに否定しなくていいんですよ。
誰だって失敗する事はあります。
大事なのは、その後どうするかなんです。
これまでも、失敗することがあったでしょうが、それでも乗り越えてきたんですから大丈夫ですよ。
能力がないんじゃない、あなた自身にどこか問題があるわけじゃない。
あなたにできることで、失敗を繰り返さないように努力したらいいんだ。
