やりたくないなと思うことは、できるだけしないほうがいいんです。
あなたが、やりたくないと思うということは、嫌なことがあったり、向いていなかったりと、何かしらの理由があるはずです。
どうして「やりたくない」と思うのか?
その理由が自覚できれば、嫌な事をやめたり減らしたりする事も出来ますから、今よりずっと楽に生きることもできるかもしれません。
毎日嫌なことばかりという時間を過ごしていたら、どんな人でも元気がなくなってしまいますし、いじめにあうなど酷い状況のときには病気になってしまうこともあるかもしれません。
やりたくない事でもやらなきゃいけないんだと思うと我慢しか選択肢が無くなりますが、やりたくない事をやめてみようという考え方は、自分を守るためにも大切な事なんですね。
■目次
やりたくないことをしないようにするには、自分がどんな事をやりたくないとかんじるのかを知る必要があります。
やりたくないことを知るという事は、自分の苦手な事を知ることにも繋がりますから、本当は苦手なんだけれど無理して頑張る事を減らしたり回避したりする事もできるんですね。
例えば、仕事を探すときに自分がどんなことに苦手意識を持っているかを知らない人は、苦手な事が業務に含まれているのに条件がいいからと安易に仕事を選んでしまうかもしれません。
夜型で朝が苦手なのに早朝から出勤しなくてはいけない仕事を選んだり、体を動かす事が苦手なのに肉体労働を選んだり、本来なら苦手なことの筈なのに条件につられたり、すぐに決めたいと焦って安易な決断をしてしまったりする。
これが、自分が「やりたくないな」と苦手意識を持っていることを知っていれば、事前に選択肢から外す事もできるんですね。
やりたくないことを知るって、自分に苦手なことをさせないために必要なことなんだ。
あなたにとって、絶対にやりたくないことってどんなことですか?
どんな事がやりたくないのか紙に書き出してみよう。
あなたが、絶対にやりたくないと思う事は、できるだけやらないほうがいい。
そのためにも、どんな事がやりたくない事なのを思いつく限り書いてみよう。

とはいえ、やりたくないの理由が「なんか、めんどくさいなぁ〜」というものなら、後悔しないためにも頑張ったほうがいいかもしれないね。
やりたくない事を辞めるというと、仕事を辞めるとか、勉強にむいていないとか大枠で捉えがちですが、本当のところは違うということも多いんです。
例えば、職場に嫌いな人がいたり、体力がないのに体力仕事を積極的にしていたり、特定の科目だけ苦手なだけなのに勉強が向いていない思っていたり、よくよく考えてみると「やりたくない理由」はやっていることの一部だったりするんですね。
例えば、嫌な人に会いたくないから仕事辞めたいなと思っているなら、嫌な人との関係を見直したらいいんだから、最初から仕事を辞めるというような大きな決断をしなくてもいいんです。
辞めたらダメだよと言っているわけではなくて、自分が取るリスクは出来るだけ少ないほうがいいということ。
大きな決断は、できる事をやってそれでもダメなときに考えたらいいんだ。
もちろん、酷い虐めにあうなど心身に危険がある状況のときは、グッと我慢しているほうが心の病気になるなどのリスクが高まるかもしれません。
その場合は、虐めを受ける環境から逃げるほうが将来のリスクを下げることになりますから、辞める決断をする方がいい場合もあるでしょう。
やりたくない事でもやらなきゃいけないんだと思うと、我慢するしか選択肢が無くなってしまいます。
やりたくない事ならやらなくていいんだと思うと「どうしたらやめられるだろうか?」とか、「やめないまでも、減らす方法はないだろうか?」と考える余地ができます。
あなたは、どちらのほうが生きやすいと思いますか?
やりたくないこと全てをなくす事は出来ないかもしれませんが、工夫してやめられる事は無理に我慢しなくてもいいんだ。
やりたくないなと思うことは、できるだけしないようにしよう。
自分がやりたいと思ったことを、実際にやってみるというのは幸せなことだと思うのです。
忙しい現代人は、なにかと時間がとれなくてできないなんて事もあると思いますが、やってみないことには何も始まりません。
落ち着いてからやろう、時間があるときにやろうと後回しにしていたら、あっという間に時間が過ぎて始めるタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。
「やらなきやいけないこと」で時間を浪費してしまい、やりたいことが何もできなかったとなれば人生を十分に楽しむことが出来ません。
1度しかない人生なのに、生きていても楽しみがないでは味気ない人生だと思いませんか?
できない理由ばかり考えていないで、やりたいことをしようよ。
時間やお金がなかったり、周りの目が気になって「やりたいこと」ができないという人は多いかもしれません。
けれども、自分の人生の決定権は自分にあるのだから、自分がやりたいと思ったのなら反対する人がいてもやってもいいと思うのです。
なにも、最初から「やりたいこと」をガッツリやらなくたっていいんですよ。
お金が足りないのなら安くすませる方法を考えたらいいし、時間がないのならスケジュールを見直したらいい。
焦っていっぺんにやろうとしないで、自分に出来るペースで少しづつやったらいいんだ。
やりたいことをするって、そんなに難しく考えなくてもいいんだよ。
やってみたいと思ったら、自分のできる範囲でやったらいいんだ。
やりたいことをするにはリスクがあって怖いなと思うこともあるかもしれません。
夢を追いかけたいけれども、現実問題としての生活もあるから夢ばかりは追いかけられないよということもあるでしょう。
好き勝手にしていたら何もかもが上手くいくというのは稀でしょうから、リスク管理も必要ですよね。
自分に負えるリスクを考えて、できる範囲で自分のやりたいことを始めることも必要でしょう。
今の仕事も家族との生活も何もかもを捨てて、覚悟を持って努力をするというような辛い努力はしなくてもいいんだ。
本を買ったりインターネットで調べるなど勉強から始めるというような、今の仕事をしながら出来る、小さなことからコツコツとはじめてみたらいい。
むやみのリスクを取らないで、あなたのできる範囲で努力したらいいんだ。
やりたいことって、そんなに難しく考えなくてもいいんです。
何か違うなダメだなと思えば、やめてしまってもいい。
大事なことは、自分がやりたいと思ったことを遠慮せずに自分にやってあげること。
リスクのことばかり考えていないで、気軽にやっていいんだよ。
やりたいことが見つからずに、なにをしたら良いのかわからないという人もいるでしょう。
そういう人は、嫌なことを減らしたりやめたりする事からはじめてみよう。
嫌なことばかり考えている状態では、やりたい事をやってみようという気持ちにはなれません。
まずは、心の余裕を取り戻すために嫌なことを減らしたり、やめられることならやめてみよう。
一緒にいると疲れてしまうというような、自分のエネルギーを奪う人から離れるというのも効果的です。
どんな人でも苦手に感じる人はいるものです。
付き合う人を選んで、自分のエネルギー管理をしよう。

対人関係は、こちらの記事も参考になります。
自分のやりたいことがわからないという人もいると思います。
そういう人は、自分の好きなことをヒントにしてみて下さい。
あなたが、普段から頼まれてもいないのにやってしまっていること、夢中になってできること、昔から興味があったことなど、やりたいことのヒントは心の中にあります。
心の余裕があるときに、いろいろ試してみて下さいね。
あなたが、やってみたいと思ったことなら遠慮しないでやってみたらいい。
あなたの人生は、あなたのものなのだから自分で自由に決めてもいいんだ。
やりたいことをしてみたけれど、なんか違うなと思えばやめたっていいんです。
一度決めたことなら最後までやらなきゃいけないと堅苦しく考えないで、やりたいからやる、やめたくなったらやめたらいと気軽に考えていいんですよ。
やりたいことは、役に立つことじゃなくてもいいんです。
ラーメンが好きなら気になる店舗に行ってみればいいし、ゲームが好きなら部屋にこもったっていい。
やり過ぎると太ったり体調崩してしまうかもしれないけれど、その時はやり方を変えたらいいんだ。
自分の気持ちを大切にしよう。
あなたは、やりたいことを自由にやっていい。